いつモノコト
ダイソーの550円「ミリタリー風ウォッチ」を買った! 普段使いに最適
2026年1月24日 10:00
先日ダイソーの店内を見ていたところ、腕時計のコーナーに気になるものを見つけたので購入してしまいました!
買ったのは「ミリウォッチ」(550円)というミリタリーウォッチ風の腕時計です。デザインも良いのですが、決め手になったのが「日常生活防水」という点です。
というのも、ダイソーに限らず100円ショップの腕時計はこれまで非防水タイプがほとんどでした。面白そうなデザインの時計があっても浸水が心配で、最低限の防水機能が欲しい筆者としては100円ショップの腕時計には手が出せなかったのです。
実はこのミリウォッチは以前から販売されていたのですが防水の表記は無く、最近になって防水機能が付いたようです。日常生活防水は「防水」と言うよりも「防滴」といったイメージですが、汗をかいたり多少の雨に降られても壊れないであろうことは安心材料です。
“ベトナムウォッチ”を手軽に楽しめる
デザインのモチーフは1960~70年代に米軍が採用してベトナム戦争で使われた、いわゆる「ディスポーザブルウォッチ」そのものです。これはケースをプラスチックにするなどコストダウンをして、故障しても修理しないで使い捨てるというコンセプトの時計として知られています。
ミリウォッチも当時のデザインに近い黒の文字盤に白い針というシンプルな作りです。このタイプの文字盤は、時の数字の内側に24時間表示があるのが特徴でしょう。
日本人には馴染みのある24時間表示ですが、米国では一般的ではないそう。そこで、軍で使われる24時間制(ミリタリータイム)がわかりやすいように付けられたと考えられます。
この文字盤をもとにした時計は現在でも様々なメーカーがラインナップしており、腕時計における一つの様式となっています。ミリウォッチは、そんなミリタリーウォッチの代表的デザインを手軽に楽しめるモデルということです。
高コントラストで見やすい文字盤
ケースはプラスチック製でややツヤもあるためチープな印象を受けますが、それもまた味でしょう。とはいえ、腕に付けてみると結構様になっています。
実測のケースサイズは約38mm(リュウズ含まず)。元ネタのディスポーザブルウォッチは35mm前後だったそうですから、オリジナルよりもやや大きめです。
小柄なケースサイズがトレンドの昨今ではありますが、実際に装着してみると「大きすぎず、小さすぎず」というちょうど良いサイズ感でした。実測の厚みは約11.5mmです。
黒の背景に真っ白なインデックスと針なのでコントラストは高く、視認性はとても良いと感じました。なお、さすがにこの価格で夜光塗料を使うことは難しかったのか塗られていません。そのため、真っ暗闇では見えなくなります。
裏ぶたはステンレス製で、「WATER RESISTANT」と記載されています。文字は触ると少しザラザラするのでレーザー刻印のようです。電池は「SR626SW」が1個です。
精度は月差±60秒と書いてありましたが、購入した個体では10日間で8秒ほどの進みでした。しっかりとクォーツの精度はあるようです。
ストラップはシンプルな“USタイプ”
ストラップは一見「NATOストラップ」(NATOベルト)に見えますが異なります。NATOストラップは2本のベルトが合体していて時計の裏側が二重になるものですが、付属のストラップは1本でできているシンプルなタイプです。
これはNATOストラップよりも知名度はありませんが、「USミリタリータイプ」などと呼ばれる形式で、ディスポーザブルウォッチのオリジナルを踏襲した格好になっています。
NATOストラップの特徴の一つとして、ベルトに対して時計の位置が固定されるという点が挙げられます。一方USタイプのストラップだと時計の位置が固定されないのですが、今回は時計が軽量なこともあり使っていてズレるようなことはありませんでした。
このストラップですが、価格から想像するよりもしっかりできているイメージです。ほつれなども無く、ループ(キーパー)部分もしっかり縫製されていました。カラーは時計よりも薄めのグリーンで、本体とのマッチングも申し分ありません。
ストラップの長さは約24cm(金具部分を含まず)。筆者の場合、12あるストラップホールの内側から5つ目がジャストでした。ストラップ端がほとんど余らないので、NATOストラップのように折り返す必要が無いのもスッキリしていて好印象です。
ストラップの幅は20mmと一般に流通している幅なので、いろいろ交換して楽しむのも面白そうです。
超軽量の20gで着け心地も◎
「ワンコインで良くここまでのアイテムができるな!」と感心しましたが、気になる部分もありました。パッケージにも書かれているのですが、時刻合わせの時にリュウズを押し込むと分針がズレることがあるのです。
これはムーブメントの仕様だそうですが、実際数分ほどズレるようでちょっと困りました(笑)。いろいろ試した結果、時刻合わせの際に分針を何度か行ったり来たりしながら合わせたり、時計の姿勢を分針が動かない方向にするなどしてほぼズレずに合わせることもできました。
ただしこの方法は結構手間で、何回かトライしないといけないのが難点。この問題が改善されれば、倍の1,000円でもまた購入したいところです。
そのほかには特に不満はなく、普段使いには適した1本と言えるでしょう。ストラップを含む重さが実測20gほどと軽く、時計の重さをほとんど感じないのも快適な部分です。カラビナウォッチのように、バッグなどに付けておくアクセサリーとしても使えそうです。
ミリタリーウォッチは様々なタイプがあり、奥が深い世界です。ミリウォッチをきっかけにハマって(沼って)みるのはいかがでしょうか?







