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桜の写真から「満開日」予測 地域毎に一番の見頃を特定 ウェザーニュース

ウェザーニューズは、「ウェザーニュース」において、桜(ソメイヨシノ)のつぼみの写真から「開花日」と「満開日」を予測する「桜AI開花予想」の提供を開始した。今年は新たに「満開日」の予測に対応した。

「桜AI開花予想」は昨年サービスを開始したもので、AIがつぼみの写真から「開花日」を判定する日本初の試み。桜のつぼみの写真と、写真の撮影場所に関する情報を活用し、つぼみの写真から、画像解析AIが7つの生長ランクに判定。生長ランクの判定をもとに、撮影場所の今後の天気や気温の予測から、「開花日」と「満開日」を予測する。

「満開日」予測は、AIが判定した「開花日」に、過去20年以上にわたり蓄積された、開花から満開に至るまでの独自の生長ロジックを組み合わせて算出。気温などの推移によって変化する桜の生長スピードを独自の計算式でシミュレーションすることで、いつ咲き始めるかだけでなく、桜が一番の見頃を迎えるタイミングまで特定できるようにしている。同機能は、ウェザーニュースアプリの「さくら開花情報」から無料で利用可能。

また、ウェザーニュースアプリの「さくら開花情報」では、全国1,400カ所以上のお花見名所の開花・満開予想も公開している。

ウェザーニューズでは、2004年から全国各地の一般のユーザー(ウェザーリポーター)と桜の生長をつぼみの段階から観察し、桜の開花状況を観察する取り組み「さくらプロジェクト」を実施している。これまでに寄せられた桜リポートは200万通にのぼり、毎年の桜開花予想に役立てられている。

今回のアップデートでは、予報センターの桜開花予想技術者が、AI学習用の画像6,000枚以上を一枚ずつ目視で精査。画像と生長ステージを正確に紐付けることで、学習用データを再整備している。

さらに、昨年のユーザーフィードバックを活用し、「違和感がある」と報告された画像を抽出。技術者の再チェックを経て、AIの誤認識を人の手で修正して再学習させることで、判定の安定性を高めた。

なお、今年の桜の開花は、西日本と東日本で平年並~早く、北日本では平年よりやや早い~非常に早い予想。開花一番乗りは3月18日の東京で、19日に高知が続く。3月中に西日本や東日本の各地で開花を迎え、4月上旬には東北南部でも咲き始める。桜前線は4月下旬に北海道に上陸し、4月24日に函館で開花する予想としている。