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アイリスオーヤマ、宮城県と開発した「非常用トイレ袋」
2026年3月10日 12:56
アイリスオーヤマは、宮城県と共同で「非常用トイレ袋 吸収シート一体タイプ STG-20」を開発。4月下旬より順次発売する。20枚入りで価格は2,980円。
水に流さず、袋に入れて処理できる非常用トイレ袋。便器と便座に、それぞれ専用の便器袋と本体袋をセットして使用する。排泄後は、便座に取り付けた本体袋を取り外し、上部の開口部を切り離して結ぶことで処理可能。子どもから高齢者まで扱いやすい設計とした。
防臭袋は7層構造で、アンモニアのニオイが漏れにくく、災害時に問題となる廃棄物のニオイ対策に配慮した。便器袋があることで、排泄後の本体袋が便器の底面に触れないため、便器内の貯留水の跳ね返りを抑えて衛生的に使用できる。
吸収シートは、99%抗菌・消臭できる機能を備えている。1枚あたりの凝固ポリマーの量を従来品(BTS10)と比べ約30%増量することにより凝固力を高め、処理性能の向上を図った。また、10年間保存でき、備蓄品の入れ替え負担を軽減する。
同社は東日本大震災で被災した経験と、ユーザーイン発想の開発コンセプトを活かし、これまで防災用品の開発に取り組んできた。24年12月には、宮城県と包括連携協定を締結。今回発売する非常用トイレ袋が、初の共同開発製品となる。
厚生労働省によると、高齢化の進展に伴い認知症の人は増加。こうした背景を踏まえ、同商品は有事の際にも認知症の人に配慮しつつ、平時から備えとして活用できる商品と位置づける。
同梱枚数は、便器袋・防臭袋が各4枚、本体袋が20枚。材質は便器袋・防臭袋・本体袋がポリエチレン、吸収シートが不織布、高分子ポリマー、パルプ。






