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日立、エージェントAIの標準化団体「AAIF」に参画 日本企業初
2026年3月10日 16:33
日立製作所は10日、日本企業として初めて「Agentic AI Foundation(AAIF)」にゴールドメンバーとして加入したと発表した。AAIFはThe Linux Foundation傘下でエージェント型AIの透明性や標準化を推進する中立的組織。日立はAAIFの中核プロジェクトであるModel Context Protocol(MCP)などの活動に参画する。
MCPは、LLMアプリと外部のデータソースやツールを標準的に接続するためのオープンプロトコル。日立はAAIFに加わることで、AIエージェントがデータやアプリなどにアクセスする際の権限管理の標準化と実用化を支援する。
これまで日立は、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)傘下でオープンソースのID・アクセス管理を実現するKeycloakプロジェクトに参画し、AIエージェントが連携する環境での複雑なデータアクセスについて同様の標準化や実用化を推進してきた。
今後、AAIFでの活動を通じて、AIの意図しないデータ流出や、AIエージェントの認証情報の改ざんといったセキュリティリスクを防止する仕組みを発展させる。AAIFの活動成果は、日立の次世代ソリューション群「HMAX by Hitachi」にも活用される。
