いつモノコト
学校再開まで子どもの勉強が心配。「スタディサプリ」で少しでも解消したい
2020年5月21日 08:00
緊急事態宣言の延長によって、テレワーク/リモートワークが継続になった方も多いと思います。学校も同じく、東京都をはじめとする13の特定警戒都道府県のほか、多くの都道府県で休校が延長されました。新学期を楽しみにしていた子どもの気持ちも沈みます。
友だちと遊べなくてつまらない、なんて呑気にしていた当初からもう2カ月近く。親にも余裕のない状況のなか、学校再開まで子どもの勉強が心配ですよね。山のように配布された課題に親子で当惑しているという話も聞きます。自由に過ごせる夏休みでも、計画的に宿題を進められる子は少ないですから当然です。筆者の家も同じです。
付きっきりで勉強を教える余力もなくて困っていたところ、良さそうなサービスを発見しました。リクルートが提供する「スタディサプリ」です。
小中高生の学習内容を動画で視聴できるのが特徴のサービスです。塾や予備校での指導経験がある講師の授業は、どれも聞き取りやすく、わかりやすいと思いました。講師の方々はスタディサプリの公式サイトで確認できます。スマートフォン、タブレット、パソコンのいずれでも受講でき、特別な機材は不要です。
料金はベーシックコースで、19,800円(年払い)/1,980円(月払い)と、一般的な通信教育と比べても安い。分からない分野を集中して視聴するのもいいと思います。今回は実際に使ってみて、オススメな点をいくつか紹介します。
学校の教科書に沿った授業
学習塾のように、専用のテキストでガッツリ勉強するのが苦手な子も多いですよね。自習続きで「わからないところが、わからない」ような状況では、学校の教科書に沿った授業を視聴できるのは助かります。
よくわからなかった箇所を「10秒戻し」や「10秒送り」で繰り返し閲覧できるものいいですね。テレワーク/リモートワーク中の皆さまも、子どもに質問されて作業中断とならずに済みます。
再生速度を調整できる
動画の再生速度の調整もおすすめ。画面上部のスライダーで「×0.75」～「×2.0」で再生速度を調整できます。特に「2倍速再生」が気に入ってます。1つの授業は、15分程度にまとめられていますが、再生速度の調整は時間節約に効きます。例えば、2倍速で2回受講した方が、通常再生で1回受講するより理解が深まりそうです。逆に苦手な分野は「×0.75」でじっくり視聴するのも手です。
テキストとテスト問題も無料
公式サイトには、テキストの送付サービスも紹介されていますが、受講中にその場でテキストを閲覧可能。ダウンロードして印刷することもできます。単元ごとのテストも用意されていて、細かく振り返りできます。
異なる学年の授業も受講できる
事前に登録した学年と異なる学年の授業を視聴できるのもいいです。苦手な分野は、下の学年の授業で復習可能です。特に数学などありがちですよね。短時間の動画でまとめられているので、子どもの負担も少ないと思います。
ついサボってしまう可能性もありますが、子どもが1人で悩むよりはマシです。受講用の子ども専用ページとは別に、保護者用のページが用意されており、子どもがちゃんと勉強しているかどうかも確認できますよ。14日間の無料体験期間もあるので試してみてはいかがでしょうか。