ニュース

授業動画やプリント教材を集めて無償提供。NTT Comの自宅学習支援

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、全国の自治体、学校から授業動画やプリント教材などの学習コンテンツを収集。同社提供のクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」上で無償公開する「One School プロジェクト」を、5月7日から開始した。

プロジェクトの狙いは、児童・生徒の「まなびをとめない」環境づくりへの貢献。休校措置への対応として、学習コンテンツ提供者を募るとともに、まなびポケット上で提供された学習コンテンツを教職員が活用できるようにする。児童・生徒は、自宅などから無償で学習可能。

学習コンテンツのイメージ

まなびポケットとは、NTT Comが提供するクラウド型教育プラットフォーム。ブラウザでアクセスできるクラウド上において、提携するサービス(授業支援システム、学習コンテンツ、授業記録システムなど)を提供している。

まなびポケットの利用には、学校単位での申し込みが必要。一般家庭などからの直接の申し込みは受け付けていない。

NTT Comではこれまでも、休校中の児童・生徒や教職員を支援するため、まなびポケットおよび提携コンテンツを無償で提供している。全国の教育委員会や学校関係者、教育関連企業などが独自学習コンテンツの準備・提供に取り組んでいることから、これらの学習コンテンツもあわせて無償で提供し、休校措置中のさらなる学習機会の提供および将来的な教育のデジタル化実現につなげるとする。