ミニレビュー

8000円の薄型スマートバンド「HUAWEI Band 7」

ファーウェイから、スマートバンドの最新モデル「HUAWEI Band 7」が発売されました。一見すると前モデルのBand 6と変わらないように見えますが、厚みが1cmを切る薄型デザインになるなど、着実に進化をしています。Amazonでの購入価格は7,800円と、1万円を大きく切るのも魅力です。

外観は従来モデルに似ていて、有機ELディスプレイのスペックも1.47型/194×368ドットと同等なのですが、厚さが従来より1mm薄くなり、9.9mmとなっています。たった1mmの差なのですが、実際に手に取ってみてみると、思ったよりもスマートな印象をうけました。

実際に装着してみると約16gという軽さもあってか、違和感がありません。ディスプレイ自体も細長いので、手首を動かした時に邪魔になりにくい印象です。また、バンド自体もサラリとした表面加工で手触りがよく、とても柔軟で付け心地が良いです。スマートバンドは長時間装着することを想定しているので、装着感がよい、というのはかなり重要です。

本体の材質は耐久性ポリマーということで金属素材ではありませんが、上品な加工がしてあり安っぽさを感じないのも好印象です。

新機能としてディスプレイの常時点灯機能も搭載されました。この機能をオンにすると、腕を上げて目でディスプレイを確認する場合は通常の画面、それ以外の場合は常時点灯専用の画面を表示できます。常時点灯時は、バッテリーの消費量が半分程度になるということです。ただ、個人的には常時点灯を使わずとも、腕を上げればすぐに画面は表示されますのでそれほど困らず、常時点灯を使わなくてもよさそうに思いました。

常時表示モードでは通常時と画面表示が異なります

バッテリーの持続時間については、公称で14日間、ヘビーユースで10日間持続することが謳われています。1週間ほど使ってみた結果、筆者の場合はヘビーユースに該当するようで、1日で10%程度バッテリーが減っていました。限界まで使えば恐らく10日近くまで持つはずですが、週に1度くらい充電しておくのが安心だと感じています。公式HPでは、バッテリーが14日間持続する場合の条件の一つとして「週に30分以上のワークアウト」となっており、この点だけ筆者の使い方と大きく乖離していました。筆者は平日は毎日1時間以上、休日は3時間以上のサイクリングを記録していることがバッテリー駆動時間に影響しているのではないかと思います。

充電は専用のマグネット式端子で行ないます

それでも筆者的には毎日充電しなくてすむだけで十分なのですが、本製品は急速充電にも対応していて、5分程度の充電でも約2日分充電できます。万が一バッテリーが少なくなっても、あっという間に充電できますので、バッテリー切れに困ることは少なそうです。

多彩なワークアウトに対応

センサーは、加速度センサー、ジャイロセンサー、光学式心拍センサーを搭載しています。これらのセンサーによって、運動や睡眠などのモニタリングが行なえます。

ワークアウトについては、ウォーキングやランニング、サイクリングなど96種類のワークアウトモードを搭載しています。試しにサイクリングで使用してみましたが、「Huaweiヘルスケアアプリ」を使うことでサイクリングの経路や心拍、消費カロリーなどを記録してくれます。本製品にはGPS機能はありませんので、位置情報を記録するにはスマホアプリと組み合わせることが必須になります。アプリ使用中は、ファーウェイウォッチにも情報が表示されます。なお、ウォーキングなど屋外サイクリング以外のワークアウトの場合はアプリとの連動は必須ではありません。

アプリと連動させれば屋外サイクリングの記録が録れます
ワークアウトの達成状況。ディスプレイは非常に見やすいです

睡眠モニタリングにも対応し、腕に装着して睡眠をとることで毎晩自動的に睡眠の質を分析してくれます。独自の睡眠モニタリングアルゴリズムにより、深い眠りや浅い眠り、レム睡眠、昼寝の4つの異なる睡眠状態を自動的に検出してその詳細をスコア化して記録してくれます。自動的に睡眠状態を認識をしてくれますので、寝る前に何か操作をする必要はありません。筆者は全体的にスコアは高かったのですが、熟睡期間の項目が毎日低いことがわかりました。寝ている間に犬に蹴飛ばされたり腕を枕にされていたりするからかもしれません。

睡眠の状況を可視化できます
週ごと、月ごとなどに表示も可能です
睡眠中の詳細も確認できます

その他にも心拍数や血中酸素の24時間モニタリングなど、今時のスマートバンドに必須な健康管理機能が一通り備わっています。

心拍数記録
血中酸素モニタ
もちろんアプリにも記録されます

HUAWEI Band 7は、低価格ながら高い質感を備え、長時間バッテリー駆動と、多彩なワークアウトや健康管理機能に対応したスマートバンドです。低価格でも十分な機能を備えていますので、スマートバンドを使ったことはないけれど、ちょっと試してみたい、という人にもお勧めです。

清宮信志