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AIエージェントに"身体"を与える卓上ロボット「Palmimo DevKit」

Jizaiは、カスタマイズ可能な汎用AIロボットの卓上型開発キット「Palmimo DevKit」を開発者や研究者、事業会社などを対象に先行販売を開始した。価格は59万8,000円(税別)。

Palmimo DevKitは、自律的に動作するAIロボットをPythonでカスタマイズできる開発キット。ロボティクスの専門知識がなくても、手を振る、歩く、首を向けるといった動作をPythonの命令から実行できる。

大規模言語モデル(LLM)の「tool call」(LLMがロボットの動作機能を呼び出す仕組み)をロボットの動作につなぐAIエージェント機能も備える。自社データやサービスとのAPI、MCP、SDKを通じた連携にも対応する。活用先としては、AIコンパニオンや受付・案内、AIエージェントの実験、企業や大学でのフィジカルAI人材育成などを想定している。

本体は21軸の自由度を持ち、Raspberry Pi 5(メモリ16GB)を搭載。5メガピクセルカメラ、マイクアレイ、ステレオスピーカー、2.8インチ円形タッチディスプレイを備える。外見は、木の温かみを感じる、人の生活空間に溶け込むデザインとしている。

本体サイズは400×300×300mm、重さは約2kg。OSは64bit版Raspberry Pi OSで、Python 3.12以降に対応する。

先行販売は、開発者・研究者を対象とする「Early Builders」と、実証実験(PoC)やサービス開発を行なう事業会社・研究機関向けの「Early Partners」が対象となる。初期保証は30日で、初期不良については無償で修理または交換する。

Jizaiは同キットを、企業やエンジニア、研究者がロボットの活用方法を共同で開発するプラットフォームとして展開する方針。Python SDKやドライバ、AIエージェント実装などのソフトウェアをオープンソースとして順次公開し、今後はシミュレーション環境などにも公開範囲を広げる。