ニュース

国産ロボット・フィジカルAI基盤実現へ 大手出資の新会社Noetraが始動

AIロボットやフィジカルAIに向けた国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発がスタートする。ソニーグループやソフトバンク、日本電気(NEC)、本田技研工業らが出資する株式会社Noetra(ノエトラ)が7月1日から事業開始する。

30日には、経済産業省とNEDOによる「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」において、Noetra(旧社名:日本AI基盤モデル開発)が採択された。同社は、AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発を目指す。

Noetraは、産業技術総合研究所(産総研)などのパートナーと共に、AIロボットやフィジカルAIの開発基盤となる国産マルチモーダル基盤モデルの研究開発を推進。画像や動画、音声情報、物理特性をはじめとする実空間に関する情報を統合的に扱い、認識・推論を行なうためのマルチモーダル対応能力の高度化に関する技術開発に取り組む。

NEDO「AIロボット・フィジカルAIを見据えたマルチモーダル基盤モデル開発事業」の採択内容

また、実世界のタスクやフィジカルAI分野への適用を見据え、実世界ネイティブなフィジカルAIの実現に向けたモデルの拡張性や応用可能性、評価手法などに関する技術開発や検証を進める。

Noetraは、ソニーグループ、ソフトバンク、NEC、ホンダらに加え、国産AIの開発に取り組む企業や、製造業をはじめとするAI活用を推進する幅広い業種の企業から出資を受ける予定。今後、研究開発から実証評価、社会実装、多言語対応や海外拠点への展開まで見据えた体制を構築していく。