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Metaも新AIモデル「Muse Spark 1.3」 1カ月で大幅強化し「Fable 5に匹敵」

Metaは2日(米国時間)、エージェントタスクやコーディングタスクのパフォーマンスを向上した最新モデル「Muse Spark 1.3」を提供開始した。この数カ月にわたる「Muse Code」や「Meta Model API」の幅広い導入から得た知見を活かし、大幅に改良。一部のベンチマークでAnthropicの「Fable 5」に匹敵する性能を見せている。

8月の「Muse Spark 1.2」公開から約1カ月で新モデルを公開。Muse Spark 1.3は、コーディングエージェントの「Muse Code」と「Meta Model API」で2日から提供開始。また、追加の安全性テストが完了次第、「最大推論モード」も利用可能とする。

Muse Spark 1.3は、単一の長いスレッド内で複数のワークフローを同時に処理し、長期にわたる作業を持続的に遂行できるよう設計された。高い目標が与えられても、ツールを使用し、独自のコンテキストを生成し、計画の欠落を先回りして修正。学習した内容を追跡して最終的な成果物を生成する。多様なエージェント環境に対応できるよう、多くのハーネスを用いてモデルを学習させている。

また、ユーザーとの"協働"を重視した設計とし、プロンプトが曖昧な場合は、確認のための質問を行ない、行き詰まった際にはユーザーに助けを求め、重大なアクションを実行する前に確認を行なう。タスクの進捗・更新情報を随時提供し、バックグラウンドで静かに動作するかなど、ユーザーの好みにあわせて使えるという。これらにより、複雑で長文の指示をより確実に実行できるようにした。マルチタスク性能も向上している。

コーディングタスクにおいても、使いやすさを向上。Muse Spark 1.2と比較して、不要なターンが少なくなり、冗長性も低減され、全体としてより洗練されたコーディングスタイルとなったという。Metaのエンジニアによる比較では、ツール呼び出しが約20%減少し、トークン数が約25%減少するなど、効率性が向上している。

コーディングベンチマークの「DeepSWE v1.1」は75.4で、Muse Spark 1.2の55、GPT-5.6 Solの73、Opus 5の74を越えている。

今後、より大規模なモデルの導入や、Muse Sparkのオープンウェイトのリリースなどの強化も予定している。

Meta Superintelligence LabsのAlexandr Wang氏は、高い性能を安価に実現するMuse Spark 1.3についてXで紹介しながら、Artificial Analysisのベンチマークに触れ、「Claude Code+ Opus 5やClaude Code + Fable 5に匹敵する」と言及。また、ベンチマーク結果に対し、「Geminiって誰?(gemini who? )」とも投稿している。