ニュース
Meta、新LLM「Muse Spark」公開 Meta AIに搭載
2026年4月9日 12:49
Metaは8日(米国時間)、Meta Superintelligence Labs(MSL)が構築した新しい大規模言語モデル(LLM)シリーズの第1弾として「Muse Spark」を発表した。Metaのプロダクト向けに設計されたモデルで、現在はアプリ版およびWeb版のAIアシスタント「Meta AI」で稼働している。
Muse Sparkは、小型かつ高速でありながら、科学・数学・健康などに関する複雑な質問に対応する推論能力を備える。Meta AIでは、複雑な推論やマルチモーダルタスクをサポートし、タスクに応じてモードを切り替えられるほか、複数のサブエージェントが並行して質問に取り組める。
入力したテキストに加え、画像やグラフを含む質問にも対応する。商品比較や旅行計画、健康に関する質問のほか、プロンプトからカスタムWebサイトやミニゲームを作成するなどビジュアルプログラミングにも対応する。
Meta AIでは今後、新機能「迅速モード」と「熟考モード」を順次展開する。米国から提供開始し、今後数週間でほかの国と地域、Instagram、Facebook、Messenger、WhatsApp、AIグラスなどに導入される。
MSLは9カ月をかけてAIスタックをゼロから再構築し、Muse Sparkを開発。体系的かつ科学的なスケーリング手法を採用した、シリーズの第1弾となる。今回の初期モデルは、小型・高速だが、複雑な質問にも対応できる推論能力を備えている。また、開発中の次世代モデルにつながる強力な基盤と位置づける。
Metaは、Muae Sparkとともにその人にとって重要なことをサポートしてくれるアシスタント「パーソナルスーパーインテリジェンス」の実現に取り組む、特にAIグラスでは、認識機能をより効果的に活用していく方針。一部パートナーにはAPIを通じたプライベートプレビューを提供し、将来的にはオープンソース化も視野に入れているという。
さらに、リールや写真、投稿などのコンテンツが回答に直接織り込まれ、クリエイターのクレジット表示もされることで、より豊かな体験を提供していくとしている。



