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ファミマ、クマを感知・威嚇する「モンスターウルフ」を設置
2026年6月24日 14:34
ファミリーマートは24日、店舗におけるクマ対策を強化すると発表した。クマ撃退スプレーを約300店舗に追加配備するほか、野生動物撃退装置「モンスターウルフ」の実証実験を17日から開始している。
同社は、2025年秋以降のクマ被害拡大を受け、同年11月から北海道や東北地方などの約500店舗にクマ撃退スプレーを配備してきた。今回の追加導入により、配備店舗は計約800店舗となる。対象はクマの出没が懸念される地域の店舗で、店舗従業員に使用方法を周知する。
出没時の対応も店舗で共有する。近隣で出没情報を入手した場合や、店舗近くにクマが出没した場合は、直ちに自動ドアの電源を切って施錠し、店内への侵入を防ぐ。通行人が避難を希望した場合は店内に誘導し、安全が確保されるまで保護する。
環境面では、クマを寄せ付けないため、食べかすの匂いが残らないよう駐車場の清掃を強化する。必要に応じてゴミ箱の撤去も実施する。
モンスターウルフは、クマを店舗周辺に近寄らせない環境づくりを目的に試験設置する。50種以上の威嚇音をランダム再生し、赤色LEDと青色LEDの点滅で威嚇する。赤外線センサーによる熱感知でクマの接近を検知し、装置が稼働する仕組み。
ソーラーパネルに対応しており、電源確保が難しい場所にも設置できる。防水・防塵性を備え、自然環境下での使用も想定する。
モンスターウルフの実証実験は、群馬県桐生市の「ファミリーマート 日野屋黒保根店」で実施する。期間は26年6月17日~27年1月15日の約7カ月間。目的は、クマ出没に対する未然抑止効果の検証と、店舗従業員・利用者の心理的安全性の向上。周辺環境へ配慮し、推奨値より音量を下げて検証する。

