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神戸市、市役所本庁舎2号館の建設始動 市役所機能+商業・オフィス・ホテル
2026年6月12日 12:29
神戸市役所本庁舎2号館を、市役所機能のほか商業機能、屋上庭園、オフィス、ラグジュアリーホテルを有する施設とする再整備事業の建設工事が始動した。オリックス不動産を代表企業とするコンソーシアムが本格着手すると発表した。規模は地上29階・地下2階・高さ約135m。竣工は2029年9月予定。
建築から60年以上が経過し、老朽化が進んでいた神戸市役所本庁舎2号館の再整備事業。民間事業者のノウハウを活用して建て替えを行なう。オリックス不動産を代表企業として、阪急阪神不動産、関電不動産開発、大和ハウス工業、芙蓉総合リース、竹中工務店、安田不動産から構成されるコンソーシアムが手掛ける。
市庁舎を再整備するとともに、三宮駅周辺とウォーターフロントエリアの中間地点に位置する特性を生かし、賑わい創出、国内外からの集客・交流の促進につながる施設を目指す。その一環として高層階でホテルを展開する計画となっており、兵庫県初進出となるヒルトンのラグジュアリーブランド「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」の開業が決定した。
三宮駅周辺~ウォーターフロントエリア間の活性化を図り、新たな出会いやコミュニティが生まれる公共機能、国内外に神戸の魅力を発信する民間の集客・賑わい機能を導入。また、回遊性向上のため、地下通路などとのスムーズな接続や通り抜けができる施設内通路の整備を行なう。
低層部には、公共空間として利用できる「(仮称)市民利用空間」を設置。木のぬくもりや緑の心地よさを感じながら、イベントや休憩、交流などの様々な用途に利用できる空間とする。また、明るく開放的な正面エントランス前空間や、サンクンガーデン(半地下広場)などのオープンスペースを整備する。
低層部分には市役所機能のほか、商業機能、屋上庭園を複合的に配置。来訪者が様々なアクティビティを楽しみながら滞在・回遊できる場とする。
商業は、フラワーロード沿道に面した地上1・2階、さんちかや地下鉄海岸線三宮・花時計前駅とつながる地下1階を含む3フロアに、飲食・物販・サービス店舗を配置する。地上と地下をつなげるサンクンガーデンとの相乗効果による、神戸のまちの回遊促進や賑わい創出を図る。
ホテル名称は「コンラッド神戸」で、地上4階および高層20階~28階で展開する。開業は2030年予定。50m2を中心とする136室の客室のほか、ラウンジ、レストラン、バー、フィットネス、スパ、プールを設置。また、宴会や会議需要に対応する約500m2のボールルーム、多目的で使用できるミーティングスペースなどの整備を予定している。
9階~18階には、神戸市内で最大級の1フロアあたりの貸付面積約500坪(約1,680m2)となるオフィスを整備。1フロアの一体利用のほか、最小約45坪(約150m2)の分割利用にも対応する。また、9階の屋上庭園に面したオフィスワーカー専用ラウンジを整備する。
市役所は地下1階~2階、5階~8階。コミュニケーションの活性化や時代の変化への柔軟な対応のため、間仕切りのないオープンな執務空間を確保する。また、職員が働きやすく、生産性の高いオフィス環境とするため、遮音性の高い会議室や上下階の交流を円滑にする内部階段を設置する。
外観は、市庁舎周辺エリアを象徴するランドマークとなるデザインを採用。神戸の海と山を結び、周辺の景観と調和する外観をイメージし、ホテルなどが入る高層部はガラスボックスを頂部に取り入れたデザイン、市役所機能などが入る低層部は旧2号館から継承した水平基調を意図したデザインとした。夜は天井の高いホテルロビー空間がライトアップされ、まちの灯台のように遠くからも港町神戸を感じられるとしている。
所在地は神戸市中央区加納町6丁目5番1号。計画地面積は約4,900m2、延床面積は約77,000m2、建築面積は約4,350m2。












