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タイミー、スポット型BPOサービス開始
2026年5月11日 17:12
タイミーは、スポットワークの仕組みを活かしたスポット型BPOサービス「Timee BPO」を5月11日から本格提供する。企業の業務プロセスをタイミーが直接受託し、即戦力ワーカーをアサインする。
スキマバイトサービスの「タイミー」は物流・飲食・小売業界などを中心に利用されている。一方で、オフィスワークの募集割合は全国で1.07%となっており、「オフィスワークをしたい」「スキルや経験を活かしたい」という働き手のニーズに対しては十分な選択肢を提供できていないことが課題となっていた。サービス利用事業者側にとっても、「オフィス業務でスポットワークを活用するイメージが湧きづらい」というハードルもある。
こういった背景から、スポットワークに最適化されたオペレーション構築をタイミー社が担い、業務を受託するTimee BPOを提供する。働き手には、スキルや経験を活かしながら多様な環境で活躍できる機会を、事業者には業務効率化と人手不足の解消を同時に実現するスキームを提供するとしている。
Timee BPOでは、スキマバイトサービスにおける1,340万人のワーカー基盤から、特定の業界経験やスキル(不動産営業、コールセンター30年など)を持つワーカーをマッチング。研修・教育もタイミーが案件ごとに実施する。
スポットワークの特性を活かし、数日単位で発注可能。展示会後の短期集中対応や、繁忙期のオーバーフロー案件など、コアタイムに合わせた人員配置ができる。また、煩雑な教育や採用プロセスをショートカットし、最短翌日からの稼働を実現できるとしている。
サービス提供にあたって、最大100席程度稼働が可能なTimee BPO専用コールセンターを新設。大規模な案件にも柔軟に対応できるセキュリティや運用体制を整えるとともに、案件拡大に伴う順次増床も計画している。
タイミーではTimee BPOの試験運用を25年7月から進めており、IT・SaaS、広告代理店、人材サービス業界など34社が導入している。成果の量や質、スピード感、労働力不足への対応などで評価を得て、導入企業での成果が確認できたことから、提供領域の拡大に向けて正式にリリースする。
ワーカーについては、コールセンター・インサイドセールスや、法人営業の経験を活かしたいと考えている人がTimee BPOで勤務しているという事例を挙げている。
試験運用では事務やインサイドセールス業務に絞って提供してきたが、今後セールス/マーケティング領域全般、インバウンド対応、フィールドワーク等に拡大。企業にはより幅広いスポットBPOメニューを、働き手には多様なスポットワークの機会を提供するとしている。
また、Timee BPO専用センターの設置は都内だが、今後は全国展開に加え、在宅で業務が完結する仕組みの構築を推進。育児や介護、地方在住など働く場所の制約がある人でも自身のスキルを活かして社会と繋がれる労働インフラの実現を目指す。

