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カクヤスが不要品回収、ジモティーがリユース品として販売
2026年4月27日 20:00
カクヤスとジモティーが連携し、酒類の販売およびデリバリーを行なう「なんでも酒やカクヤス」の横浜市内2店舗に、家庭の不要品を無償で持ち込める回収スポット「ジモティースポットミニ」を4月28日から設置する。
カクヤスが展開する自社の店舗・配送網をリユース拠点として開放する実証実験。お酒の配送で培った独自の「2way物流(お届けと回収)」の仕組みを、リユース品の効率的な回収に活用できるかを検証する。期間は7月31日まで。
なんでも酒やカクヤス 東神奈川店と保土ヶ谷店で回収。持ち込まれた不要品は、既存の酒類配送の戻り便を活用してジモティースポットへ移送、リユース品として販売される。
持ち込み対象品は、小型家電、衣類、レジャー用品、服飾品、おもちゃ、生活雑貨、食器など。条件として、組み立て時の3辺合計の長さが180cm以内、リユースできる状態、公式ページの「持ち込めないモノ」に該当しないなどがある。破損・目立つ汚れ・臭いがあるもの、解体されているもの、動作しない家電製品等は対象外。
環境省が3月27日に出した「一般廃棄物処理事業実態調査の結果(令和6年度)」によると、ごみ焼却に投じられる税金は年間約2兆4,489億円、国民一人当たりの処理単価は19,700円で2015年度以降は概ね増加傾向となっている。全国約67%の自治体が家庭ごみの有料化を導入しており、ごみを減らす重要性が高まっている。
こういった背景から、ジモティーではごみ減量を目的に横浜市内に2店舗の「ジモティースポット」を出店しているが、徒歩圏外の市民にとって持ち込みは難しいことから、カクヤス店舗にジモティースポットミニを設置し、回収拠点を大幅に拡充する。
カクヤスの親会社であるひとまいる(旧・カクヤスグループ)は、首都圏を中心に200以上の店舗拠点を展開するとともに、配達エリア内であればビール1本から即日無料配達を可能とする独自の物流網を構築し、商品を届けるだけではなく、再使用されるリターナブル容器の回収等も行なう「2way型」のサービスを展開している。同社の店舗・配送網を、リユースプラットフォーム・ジモティーの仕組みと掛け合わせ、「捨てない選択」ができる社会インフラとしての有効性を検証する。
両社は、カクヤス2店舗での効果や課題を検証しながら、対象店舗・エリア・連携先の拡大を図る。

