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チャージスポットが最大半額 九州で10月まで

INFORICHは、モバイルバッテリーシェア「CHARGESPOT」において、九州エリア限定で利用料金が最大半額となる「新料金プラン」を6月15日から10月31日まで実施する。

多くの人に使われている「30分~24時間」の価格帯を見直し、割引価格を設定。30分以上~1時間未満では通常330円のところ165円と半額となる。そのほか、1~3時間と3~6時間が同価格、丸1日(24時間)借りてもワンコイン以下となっている。利用時間ごとの通常料金と割引は以下の通り。

  • 30分以上~1時間未満:通常330円→165円
  • 1時間以上~3時間未満:通常430円→330円
  • 3時間以上~6時間未満:通常500円→330円
  • 6時間以上~24時間未満:通常最大640円→495円

対象地域は九州全域(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県)。

今回の取り組みは一時的な割引キャンペーンではなく、今後の日本全国における価格戦略を検討するための、「新料金によって、どれだけユーザーが増え、ユーザーの行動範囲や日常の利便性がどう変化するか」を可視化する実証実験プロジェクトと位置づけている。

九州でのテストで「みんながたくさんお出かけして、便利に使ってくれた」というデータが集まれば、新料金あるいはさらに進化した料金体系を、日本全国、海外市場へと広げる可能性があるという。

CHARGESPOTは2024年まで段階的な価格改定を実施してきたが、改定後の利用動向を定量的に分析した結果、利用控えや定着率への影響といった課題が生じていることが確認されたという。そこで2025年に一部値下げを試行したところ、新規ユーザー数が回復するという明確な成果を確認できた。

さらにユーザーの利用実態を分析した結果、価格そのものだけでなく、料金体系や利用時間の設計がユーザー行動に大きな影響を与えていることが判明。INFORICHは、ユーザーがレンタル時間を過度に気にすることなく、日常生活の導線の中で自然に利用・返却できる体験を提供するためには、最適な「時間設計」と「料金設計」の両立が不可欠であると結論付けた。

価格の最適化は「日常の利便性向上」と「生活者の行動範囲拡大」を促す重要なドライバーであるという仮説のもと、今回の実証実験を行なう。

九州は日本の人口構成や都市・地方のバランスを一定程度反映した「日本の縮図」とも言われる地域で、エリア独立性の高い地理的環境から、テストマーケティングにおいて精度の高いデータ抽出が可能な地域として選定した。

検証期間中は、新料金の認知拡大とサービス利用を強力に促進するため、九州エリア限定のテレビCM放映、主要駅や交通機関での屋外広告など、大規模なプロモーション施策を集中投下する。

実証実験を通じて得られた新規ユーザー数、利用頻度、リテンション率(継続利用率)などのデータを分析し、今後の日本全国やグローバル市場における最適な価格戦略・インフラ展開に反映させる。