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登戸に駅直結の38階複合タワー 住宅・店舗・子育て支援機能
2026年3月30日 13:20
東急不動産、小田急不動産らは、JR南武線・小田急線 登戸駅前に38階建ての複合施設を建設する再開発事業について、川崎市長より権利変換計画の認可を受け、新築着工すると発表した。駅と施設は歩行者デッキで接続する。2029年度竣工予定。
「登戸駅前地区第一種市街地再開発事業」として、登戸駅前地区市街地再開発組合と組合員、参加組合員として参画する東急不動産、小田急不動産、東急が推進するプロジェクト。地上38階・地下1階、高さ約140mの、住宅、店舗、子育て支援機能、駐車場で構成される複合施設を建設する。
魅力ある駅前拠点の創出を目指し、商業機能や広場機能、観光支援機能、子育て支援機能、都市型住宅を配置。周辺地域の玄関口にふさわしい拠点形成を図る。
施設開発にあわせ、駅と施設をフラットに接続する歩行者デッキを整備。バリアフリー性の高い昇降機能なども設け、安全で快適な歩行者ネットワークを形成するとしている。
歩行者デッキの設計者として、ネイ&パートナーズジャパンを起用。生田緑地や多摩川といった登戸の地域資源や駅前広場と一体となる、開放的な構造デザインとする。緩やかに弧を描く線形によって、片側のみの柱で力を釣り合わせる合理的な構造を採用。化粧パネル等は用いず、構造=意匠とした、シンプルでメンテナンス性や安全性に配慮した彫刻的な造形を計画している。
建物のデザイナーには光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所を起用。低層部の商業施設は、周辺の生田緑地や多摩川、駅前の賑わいや街の活気を繋ぎ融合させる「繋ぎの丘」をコンセプトに、有機的な形状と階層ごとに表情を持ったデザインとする。高層部は自然を吹き抜けるそよ風をイメージし、優しく柔らかいヴェールを纏ったような流線形を取り入れる。
そのほか、広場、帰宅困難者対応施設、防災備蓄倉庫、自家発電設備などを整備し、居住者・施設利用者だけではなく、地域住民、来訪者等の災害時対応を実施する地域防災活動拠点の形成を目指す。
所在地は神奈川県川崎市多摩区登戸90街区の一部。敷地面積は約5,950m2、延床面積は約64,800m2。



