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DNP、瞬時に切り替わる電子シェード ヘルメットのSHOEIが採用
2026年2月2日 12:09
大日本印刷(DNP)は、電源のオン・オフにより光の透過率を瞬時に切り替えられる電子シェードの生産を開始した。同製品は、SHOEIが提供するヘルメット用電子調光防曇シート「e:DRYLENS」に採用されており、1月から製品化されている。販売は、DNPとAlphaMicronの合弁会社AKARI, LLCを通じて行なう。
DNPは精密コーティング技術とフィルム加工技術を活かし、2017年からゲストホスト液晶(GHLC)方式による調光フィルムを開発。SHOEIと共同で、シールド用途を想定した電子シェードの実用化を進めてきた。
電子シェードは、ライトとダークの状態を1秒以内に切り替えられる点が特徴。エレクトロクロミック方式では難しかった瞬時の調光を実現し、走行中の安全性向上につなげる。低電圧駆動にも対応し、ノーマリークリアタイプでは7Vで動作する。透過時のヘイズは約1%と低く、フィルムながらガラスに近いクリアな視界を確保する。
今後は、自動車用ガラス向けにノーマリーダークタイプの開発も進める。あわせて黒崎工場(福岡県北九州市)に大型対応ラインを新設し、最大1,300×2,000mmサイズまで対応。2026年春頃からサンプル提供を開始し、2028年頃の量産販売を目指す。
