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X、「リプライスパムの時代は終わり」 対策強化し、収益還元拡大

Xは15日(米国時間)、APIポリシーを改定し、特定のキーワードなどを含む投稿を行なうことでユーザーに報酬を与えるアプリ(InfoFi/インフォファイ)を禁止した。これによりスパムの削減を狙うほか、より有意義な投稿への報酬を増やしていく。

あるキーワードを含む投稿を行なうことで、ユーザーに報酬を与える「infofi」などを禁止し、アクセスを停止した。Xのプラットフォーム上で、AI生成の低品質コンテンツと、リプライスパムが増えてきたことから、こうしたアプリを禁止する。

当該アプリからは、APIアクセスを剥奪するため、Xのプロダクト責任者であるNikita Bier氏は、「ボットから報酬が得られなくなるため、Xの体験はまもなく改善し始めるはず」と説明。また、「開発者アカウントが終了された場合、お問い合わせください。ThreadsやBlueskyへのビジネスの移行をお手伝いします」との皮肉も交えて紹介している。

あわせて、Xにおけるユーザーへの収益還元のルール変更も行なうことを発表している。26年には収益分配プールを2倍以上に拡大する一方で、従来のような「リプライ」ではなく、プレミアム(課金)ユーザーによる、「ホーム」のタイムラインインプレッションを、収益還元の基準とする。また、短いコンテンツより記事(Article)のような長文形式をより重く評価する可能性があるという。

こうした変更を反映した収益ダッシュボードも、近日中にクリエイタースタジオに追加予定。

Bier氏はまた、「リプライスパムの約半分は、Telegramグループでリワード(収益分配)プログラムを悪用する人々によるものだった」としており、「その時代は終わる。クリエイターは、タイムラインに表示される人気投稿(bangers)のみを報酬として受け取れる」と説明。「まだいくつかのスパム経路を塞ぐ必要がありますが、今週は2つの大きなインセンティブを排除し、進展を遂げている」としている。