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iOS 26.2公開 スマホ新法対応で「ブラウザ選択」が必須に
2025年12月13日 11:39
アップルは13日、最新のiOS 26.2を公開した。iPhone用のApple Music、ポッドキャスト、ゲームなどの機能向上のほか、バグ修正、セキュリティアップデートも含まれている。
また、日本における大きな変更も含まれている。12月18日にスタートする「スマホソフトウェア競争促進法」(スマホ新法)にあわせて、iOSアップデート後のSafari初回起動時にデフォルトのブラウザを選択する画面が追加される。Safariのほか、ChromeやFirefox、Edgeなどインストール済みのブラウザを選択する。
スマホ新法は、プラットフォーム事業者による市場支配的行為の是正を目的としており、利用者がブラウザやアプリストア等を“選べる”ように強く後押ししている。公正取引委員会ではこのブラウザ選択を「チョイススクリーン」という名称で訴求している。
iOS 26.2では、Apple MusicやPodcast、AirDropの改善なども行なわれる。
・“お気に入りの曲"プレイリストがホームタブの“ピックアップ"に表示される
・ダウンロード済みの曲の歌詞は、インターネットに接続していなくてもオフラインで表示できる
・今聴いているエピソードで言及されているほかのポッドキャストを、プレーヤーや文字起こしからリンクを使用して直接表示し、フォローできる
・ゲームライブラリでフィルタを使用すると、カテゴリやサイズなどでゲームを検索できる
・ゲーム内のチャレンジスコアバナーには、誰かが新たにトップに立ったときにリアルタイムの最新情報が表示される
・BackboneやRazerなどのコントローラとの接続の対応が改善
・ロック画面の時刻のカスタマイズにオプションが追加され、時刻の表示を調整して、Liquid Glassの素材の不透明度を上げたり下げたりできる
・リマインダーのアラームにより、緊急のタスクを常に把握できる。リマインダーをまだオフにできない場合のために、スヌーズやライブアクティビティにも対応
・AirDropコードにより、不明な連絡先との間でAirDropを使用する場合の確認手順が追加される。受信者のデバイスにコードが表示され、転送を完了するには送信者がそのコードを入力する必要がある
・ホームアプリの複数のアクセサリをまとめてペアリングできる機能により、同じ設定コードを使用して、セット販売されている複数のアクセサリを簡単に登録できる
・“アクセシビリティ"設定の“フラッシュ通知”で、通知を受け取ったときにデバイスの画面を点滅させるかどうかも選択できるようになる
・フリーボードの表にテキスト、画像、書類、および描画を含めることができ、内容に合わせてセルのサイズが調整されるため、無限のキャンバス上で構造をわかりやすく整理できる
・Apple Musicライブラリ内の先行リリースのアルバムがリリース時刻の直後に再生できない問題を修正
・“プライバシーとセキュリティ"設定で、企業の組織によって管理されていると誤って表示されることがある問題を修正



