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Gemini融合の新Google マップ、「何でも質問」可能に 道路の立体表示も
2026年3月13日 13:40
Googleは、Geminiを融合した新しい「Google マップ」を提供開始した。会話形式で場所を検索できる新機能「Ask Maps」のほか、過去10年以上で最大のナビゲーション機能のアップデート「Immersive Navigation(イマーシブ・ナビゲーション)」などが追加されている。
Gemini融合 なんでも質問できる
新しいGoogle マップでは、Geminiを活用した会話型検索機能「Ask Maps」により、会話形式の質問で場所を検索できる。例えば、「スマホの充電が切れそう。コーヒーを買うのに並ばなくて済む、充電できる場所はどこ?」といったように、「したいこと」を自由な会話形式で質問でき、従来のように検索したりレビューを精査したりすることなく、最適な回答を地図上で得られる。
旅行に出発する前のルート検索でも、オススメの立ち寄りスポットを一緒に質問すれば、「耳寄りな情報」についてもピックアップ。これらは、5億人以上の投稿者からなるコミュニティのレビューを含む、3億件以上の場所を対象に分析され、ユーザーの検索履歴や保存した場所に基づき結果がパーソナライズされる。検索結果は、レストラン予約や友人との情報共有といった機能とも連携する。
Geminiが融合された新Google マップは、米国とインドを対象に、Android・iOS版アプリで提供が開始されている。
交差点など立体表示
ナビゲーション機能では新たに「イマーシブ・ナビゲーション」が提供される。これは、デザインが刷新されたビジュアルと、直感的に分かりやすいガイドを組み合わせたもの。運転に集中しながら状況を把握できるようになるとしている。米国全土で展開が開始されており、今後数カ月をかけて、対象のAndroid・iOSデバイス、CarPlay、Android Auto、Google搭載車へと拡大していく。
イマーシブ・ナビゲーションで表示される地図は、周囲の建物、跨線橋(オーバーパス)などが、地形を反映した分かりやすい3Dビューで描かれる。必要に応じて、車線、横断歩道、信号機、一時停止標識などの重要な部分がハイライトされ、「自信を持って右左折や合流ができる」ようサポートされる。
こうしたルートの空間的把握は、ストリートビューや航空写真から最新の現実世界の画像を分析し、ランドマークや中央分離帯などの正確なビューを提供するGeminiのモデルによって実現されている。
表示範囲を拡大 ルート選択は“トレードオフ”も案内
ほかにも、ドライブのストレスを最小限にするという機能が追加される。
地図の表示範囲が広がり、スマートズーム機能と建物の透過表示により、複雑な右左折や車線変更を、かなり手前から準備できるようになる。音声案内は「隣に座っている友人のナビ」のように自然になったという。
ルートを案内する際には、「時間はかかるが渋滞が少ないルート」や「早いが有料道路を使うルート」など、代替ルートのトレードオフも提示される。また、毎日1,000万件以上の報告が寄せられるというドライバーコミュニティの協力により、工事や事故などのリアルタイムな障害情報も通知されるようになる。
出発前にストリートビューで目的地周辺を確認でき、推奨される駐車場の情報を確認可能。到着が近づくと、建物の入り口や近くの駐車場、道路のどちら側に寄るべきかまで強調表示され、「最後の数メートルまでガイドする」としている。



