いつモノコト
屋内も屋外もこれ1本! JINSの「可視光調光レンズ」で視界が変わった
2026年3月15日 09:15
毎年、だいたいの年始めに眼鏡を買っています。理由は単純で、初売りや福袋、誕生日クーポンなど眼鏡をお得に買い替えできるキャンペーンが受けられるので、ちょっと割高な眼鏡フレームやレンズを選びやすいからです。
今年もJINSの福袋で「可視光調光レンズ」を選びました。私の眼鏡歴で初めてとなる「可視光調光レンズ」を、なぜ選んだのかを紹介していきます。
筆者は目が悪く、眩しい光も苦手
当然ですが、眼鏡を毎年買う筆者の視力は悪いです。ライターという職業柄も含め、毎日パソコン画面を8時間以上凝視して過ごしているのでどうしても視力は悪くなります。中学生までは眼鏡が必要なかったのですが、受験勉強そっちのけでホームページを作成するようになり、夜な夜なHTMLやPerlのコーディングをするようになってからはあっという間に視力が低下し、眼鏡をかけるようになりました。気づけば眼鏡歴も20年を超えています。
ただ、いわゆる「見えない」だけでなく眩しい光が苦手です。数年前、筆者の母親から聞いた話ですが「あんたは小さい頃、外で全然眼を開けられなかった」「小児医療センターの眼科に罹って、眼の色素が薄いのが原因」と診断されたそうです。
実際、幼稚園や小学校のアルバムを見返してみると屋外で撮影した集合写真など、ほとんどが目をつむっています。それ以外の写真でも日中の屋外で撮影されたものは目をつむりがちのものが多く、本当に筆者は眩しい光が苦手なようです。
ここ数年はファッショントレンドとしても眼鏡に「カラーレンズ」の組み合わせが人気になっていて、数年前に少しだけ色の入ったレンズにしてみたところ、だいぶ眼が楽になったと感じて以降、ずっとカラーレンズを選んでいます。
「明るさ」で色が変わる可視光調光レンズ
カラーレンズは、言ってしまえばサングラスです。本格的なサングラスとしてUVカット機能を備えているものもありますし、そうした機能はなく淡く色づいているだけのものもありますが、着用時の外見は「サングラスをかけている」になりますし、実際色が入ることでレンズ越しには強い光をカットしてくれます。
ただ、カラーレンズにもデメリットはあり、例えば「日差しの強い日に、色の濃いレンズの眼鏡をかけていく」のは日中こそ楽ですが、日が沈んでくると視界が必要以上に暗く見づらくなります。そのため、あらかじめ日が暮れた後まで外出の予定だと「色の薄いレンズやクリアレンズの眼鏡」を別に持って出る必要があり、荷物が増えてしまいます。
それを解決してくれるのが「可視光調光レンズ」です。「調光レンズ」は紫外線にのみ反応しレンズの色の濃淡が変わりますが、可視光調光レンズは紫外線以外、ただの強い光にも反応しレンズの色の濃淡が変わります。
そのため紫外線の強い夏場に限らず、オールシーズンで屋内外問わず「眩しいと感じる場面」でレンズの色が濃くなり、眩しさをカットしてくれます。強い光といっても例えばスマートフォンのフラッシュライトのような強いLED光源を当てたくらいですぐに色が濃くなるわけではないので、夜間の繁華街などLED照明やネオンの強い場所で、色が濃くなり「夜間にサングラスをかけている状態になる」ということもありません。
これであれば日中用、夜間用と2本の眼鏡を持ち歩く必要がなく、荷物が増えるデメリットの心配もありません。
可視光調光レンズのデメリット
日中用と夜用の眼鏡を兼用できる可視光調光レンズにはデメリットもあります。
まず色の変化ですが、屋内から屋外に出たとき、強い日差しを浴びるとあっという間に色が濃くなります。その逆に明るい場所から暗い場所に移動した際、色が淡く薄くなるまでには濃くなるよりも時間がかかります。
そのため屋外から屋内に移動した際、少しの間視界が必要以上に暗くなってしまうことがあります。日常使いでもう一点気を付けたいのは、打ち合わせで相手先に訪問する際、少し時間に余裕を持って伺い、ロビーなどで「色が戻るのを待つ必要がある」のは注意が必要だと感じました。
また、色の変化についても「高温だと色が濃くなりづらい」という特性もあり、特に日差しが強く眩しい夏場に求めている遮光性能が得られない可能性もあります。このあたりは可視光調光レンズを取り扱う眼鏡屋のWebサイトで、温度によるレンズカラーの濃淡のシミュレーションなどが用意されているので、それを元に「今、快適に使っているカラーレンズ・サングラスと比べて、色が濃くなるか」をチェックするのがよさそうです。
+8,800円の価値はある
今回筆者が購入したのは眼鏡チェーン店のJINSで、可視光調光レンズは有料オプションで8,800円です。8,800円という価格は「一番安いフレームに、カラーレンズを組み合わせたときの値段」と変わらないため、2本の眼鏡分の代金で1本の眼鏡を買ったことになります。
ただ、1本で2本の眼鏡を兼ねられること、かけ心地のいいフレームやトレンドのデザインのフレームなど、気に入ったフレームで2本の眼鏡のいいとこどりをできると考えると、この価格に見合った価値があると感じています。






