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JR九州、クレカタッチ乗車を本格導入 26年春から92駅
2025年12月12日 17:55
JR九州ら5社は、一部区間を対象に、クレジットカードのタッチ決済で自動改札が通れるサービスを2026年4月から本格導入する。対象は92駅。
JR九州では22年7月から一部エリアでタッチ決済乗車の実証実験を開始。鹿児島本線(門司港駅~久留米駅)を中心に、本格導入に移行する。2026年4月1日~秋頃(予定)にかけて本格導入がスタートするのは、実証実験も行なわれていた鹿児島本線(門司港駅~久留米駅)と、香椎線の海ノ中道駅。
2026年秋頃(予定)以降に本格導入されるのは、福岡地区の香椎線(西戸崎駅~宇美駅)、福北ゆたか線(折尾駅~博多駅)、若松線(若松駅~折尾駅)。
対象の92駅の内訳(重複を除く)は、鹿児島本線が門司港駅~久留米駅の49駅、香椎線が西戸崎駅~宇美駅の16駅、福北ゆたか線が折尾駅~博多駅の27駅、若松線が若松駅~折尾駅の6駅。
一方、実証実験が2026年3月31日で終了し、本格導入が見送られるのは、鹿児島地区の指宿枕崎線(鹿児島中央駅~指宿駅)と、大分地区の日豊本線・久大本線(別府駅~由布院駅)となる。
クレジットカードやクレジットカードを設定したスマートフォンのタッチ決済で自動改札機などの入出場ができる取り組みは、JR九州、三井住友カード、ジェーシービー、日本信号、QUADRACの5社による取り組み。三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用したもので、カードブランドはVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯が対応している。


