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JR九州、カードのタッチ決済乗車を50駅に拡大

JR九州は、クレジットカードのタッチ決済を使った自動改札機入出場の実証実験の対象駅を50駅に拡大する。7月12日から鹿児島本線の門司港駅~久留米駅までの全駅(49駅)と、香椎線の海ノ中道駅(1駅)に展開する。

現在、JR九州の鹿児島本線 博多駅~香椎駅(5駅:博多駅、吉塚駅、箱崎駅、千早駅、香椎駅)に導入しており、自動改札機に設置したタッチ決済専用機器に、タッチ決済付きカードやスマートフォンをかざして、自動改札機の入出場と列車利用ができるようになっている。

この取り組みを45駅追加で拡大し、日常利用・訪日外国人を含む来街者の利便性の向上やサービスの効果について検証を進める。利用できるカードブランドは、Visa、JCB、American Expressで、クレジット、デビット、プリペイドなど各カードに対応する。実証期間は2024年3月31日まで。

なお、複数の改札口がある駅については、主要な改札口のみに設置。また、新幹線乗換口は利用できない。