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ことら送金認知度29%、現金で口座間移動は61% MMD調査
2025年11月12日 12:59
MMD研究所は、「2025年ことら送金に関する利用実態調査」を実施した。予備調査では18歳~69歳の男女10,000人、本調査ではことら送金利用経験者300人を対象に10月17日~21日の期間に行なったもの。
予備調査を対象としたアンケートでは、現金を「持ち歩きたい意向(「持ち歩きたい」と「多少は持ち歩きたい」の合計)」の人は62%、「持ち歩きたくない意向(なるべく持ち歩きたくない」と「持ち歩きたくない」の合計)」の人は24.9%と、依然として現金を持ち歩きたい人が多数を占める。
年代別にみると、最も持ち歩きたい意向が高いのは60代の69.8%で、持ち歩きたくない意向が高いのは20代の30.8%になり、20代が持ち歩きたくない割合が高いものの、依然として現金を持ち歩く必要性があると考えている人が多数だった。
銀行口座を持っている8,884人を対象に、銀行口座からお金を引き出す頻度を聞いたところ、「月に1回程度」が29.9%と最も多く、次いで「月に1回未満」が28.7%、「月に2~3回程度」が24.2%となった。月に1回以上引き出す人は71.3%いることがわかった。
銀行口座間でお金を移動させている人は76.3%だが、移動方法は「ATMで現金を引き出してから、別口座に入金する」が60.8%で最多。次いで、「アプリやネットバンキングでの振込み」が49.5%となっている。
ことら送金の認知度は28.7%。内訳は「利用したことがある」が10.2%、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」が7.4%、「『ことら送金』という言葉は聞いたことがあるが、サービス内容はよく知らない」が11.1%。2023年の調査と比較すると、認知度は3.6ポイント、利用経験は2.5ポイント増加している。
ことら送金未利用者8,981人を対象に、ことら送金について説明したうえで、今後の利用意向について聞いたところ、「利用したいと思う」が7.9%、「やや利用したいと思う」が26.5%と合わせて34.4%が利用意向を示した。2023年の調査と比較すると、利用意向は7.4ポイント増加している。
予備調査から抽出したことら送金利用経験者300人を対象に利用シーンを聞いた調査では「自分名義の他行口座への送金」が95.7%、「家族の口座への送金」が70.3%、「知人・友人の口座への送金」が65.3%となっている。
ことら送金の利用シーンごとに用途を聞いたところ、自分名義の他行口座への送金は「生活費の送金」が53.7%、家族の口座への送金は「家族全体のイベント費用」が46%、知人・友人の口座への送金は「食事代や飲み会代の割り勘精算」が55.1%とそれぞれ最多となった。
ことら送金の利用満足度は86%で、満足点は「送金手数料が安い・無料(65.1%)」「24時間365日リアルタイムで送金可能(53.9%)」「送金手続きが簡単で便利(49.8%)」となった。
ことら送金未利用者8,981人を対象に、ことら送金の今後に期待しているか聞いたところ、47%が「期待している」と回答。ことら送金の今後に期待している4,218人を対象に、ことら送金に今後期待することを聞いたところ(複数回答可)、「セキュリティや不正利用対策の強化」が58%と最も多く、次いで「接続できるネット銀行の拡大」が40.1%、「接続できる地方銀行の拡大」が35.5%となった。











