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AI利用トップは「ChatGPT」 Gemini・Copilotが続く MMD調査

MMD研究所は、2025年11月14日~17日の期間で「2025年一般生活者におけるAIサービス利用実態調査」を実施した。18~69歳の男女1,000人を対象とした調査で、最も利用されている生成AI利用は「ChatGPT」だった。

調査対象者にAIを使ったサービスを利用したことがあるか聞いたところ、「利用したことがある」は35.7%だった。主に利用しているのは、「AIによる検索機能」が61.7%と最も多く、次いで「AIチャットボット」が35.5%、「翻訳・画像補正などのAI機能」が31.8%となった。

対話型生成AIを利用したことがある人を対象に、利用したことがある対話型生成AIを聞いたところ(複数回答)、「ChatGPT」が80.6%と最も多く、次いで「Google Gemini」が50.8%、「Microsoft Copilot」が39.1%、「Grok」が11.1%、「Perplexity」が4.9%、「Claude」が3.9%となった。

ネットで普段利用しているサービスについて、AIにサポートしてほしいことを聞いたアンケート(複数回答)では、「交通・地図アプリ」が37.2%と最も多く、次いで「ニュース・情報サイト」が27.2%、「ECサイト」が26.4%となった。

ECサイトや旅行予約サービスなどで情報検索する際や広告を目にした際に、AIが活用されていると感じるかという問いには58.8%が「感じている」と回答。実際にAIによるメリットを感じているのは66.2%だった。

具体的なAI活用のメリットについての問いでは、「好みに合った商品やプランを提案してくれる」が31.3%と最も多く、次いで「見つけられない新しい商品や旅行先を知ることができる」が30.9%、「困ったときにAIチャットですぐに質問・相談できる」が30.8%となった。

ECサイトや旅行予約サービスなどの利用をAIに任せても良いと思う人の割合は42.7%。どこまでAIに任せたいかという問いには、「自分に合う商品やプランを提案してもらうまで」が30.5%、「商品やプランをかごや旅程に追加してもらうまで」が8.6%、「実際の決済や予約の手続きまで」が3.6%となっている。

AIに連携しても良いと考える情報は(複数回答)、「ポイントや会員情報」が40.9%と最も多く、次いで「利用しているサイトやアプリ内での閲覧履歴」が38.2%、「過去の購買履歴」が37.7%となった。