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日産ら、横浜で自動運転モビリティサービス
2025年10月3日 13:06
BOLDLY、プレミア・エイド、京浜急行電鉄、日産自動車は、横浜市で2025年度に実施する自動運転モビリティサービスの実証実験の詳細を発表し、一般モニターの募集を開始した。運行エリアはみなとみらい・関内エリア、乗降地数は計26カ所、実施期間は11月27日~26年1月30日。
実証実験は、横浜市のみなとみらい・桜木町・関内を含む市街地エリアにて実施。「セレナ」をベースとした自動運転車両の運行に必要な遠隔監視のための専用管制室をみなとみらい地区の「PLOT48」に設置する。実際の配車サービスを通じて、将来必要となる運用体制の課題抽出、サービスエコシステムの構築を行なう。自動運転は、セーフティドライバーが同乗する自動運転SAEレベル2相当。
運行日は期間中の火・水・木・金曜日(年末年始を除く)、運行時間は8時30分~16時。乗車定員は3名、運行台数は5台。
各社の役割は以下の通り。
- BOLDLY:自動運転サービスの遠隔監視を行なう監視システムの提供等
- プレミア・エイド:監視システムを使用した乗客サポート業務等
- 京浜急行電鉄:交通事業者視点での運行・運用体制構築の支援等
- 日産自動車:実証の企画・運営主体、自動運転車両の提供と運行
一般モニターの募集は専用Webサイトで受け付ける。募集人数は約300名、応募期間は10月3日~31日。参加費は無料。参加には、事前説明会への参加、参加同意書への署名、アンケート調査への協力(応募時、実証実験期間中)が必要となる。
4社は実証の検証結果を活かし、2027年以降のサービス提供開始と遠隔監視設備を備えた、自動運転SAEレベル4相当のドライバーレスによるモビリティサービスの提供を目指す。













