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初の「外貨クレカ積立」開始 三井住友銀行と三井住友カード

三井住友銀行と三井住友カードは、三井住友フィナンシャルグループ(SMBC グループ)のクレジットカード決済による外貨自動積立サービス「外貨クレカ積立」を19日から開始する。個人の顧客を対象に、クレカから毎月の外貨預金が可能になるほか、Vポイントが付与される点も特徴となる。

外貨クレカ積立の申込みは三井住友銀行のネットバンキングサービス「SMBCダイレクト」から行なう。クレジットカード決済による外貨自動積立サービスは、国内初としている。

対象は個人(未成年、法人は対象外)で、対象となる通貨は、米ドル、ユーロ、英ポンド、スイスフラン、豪ドル、ニュージーランドドルの6通貨。使用可能なカードは三井住友カード発行のクレジットカード、積立設定金額は毎月500円から10万円までで、100円単位。積立額は円貸指定。外貨積立時の為替手数料は無料。積立日は毎月26日。

外貨クレカ積立によるVポイント付与も特徴で、ポイントはカード種別に応じて0.5%~3%付与。Oliveの場合は、通常のOliveフレキシブルペイであれば1%(月最大1,000ポイント)、ゴールドは1.5%(同1,500ポイント)、プラチナプリファードで3%(同3,000ポイント)。

23年のOliveの立ち上げ以来、口座数は700万を突破したほか、証券口座の連携も進んでいる。外部調査では、NISAの開始により、証券サービスの利用率も約4割(38.2%)まで使われているが、外貨預金についは個人での利用は4.8%と少ないという。一方で、シンプルでわかりやすい商品で、拡大の余地は大きいため、資産運用の新たな商品として外貨クレカ積立を開始する。

円建て資産以外に資産を分散でき、円安基調が続く中でニーズが高まっている外貨預金の対応を強化。外貨での支払いにも対応できる。なお旅行時の現地通貨払いなどは、SMBC信託銀行に送金し、デビットカード「GLOBAL PASS」を活用する必要があるが、今後外貨預金を強化する中で、利便性を高める方策も検討していくという。

なお、三井住友銀行ではすでに外貨自動積立サービスを展開しており、店頭とSMBCダイレクトから申込可能となっている。

従来の外貨サービスは、円普通預金口座からの引き落としとなる他、18通貨に対応。また、積立金額も500円から500万円までと枠が大きくなっており、積立日も毎日/毎週/毎月など日付を指定できる。金利等は共通で、SMBCダイレクト扱いの6通貨は手数料無料、従来の外貨自動積立サービスのその他12通貨は為替手数料が発生する。ポイント付与は外貨クレカ積立のみ。

2つの外貨自動積立サービスが併存する形だが、外貨クレカ積立ははじめやすさやポイント付与などのおトクを訴求。従来の外貨自動積立はより多くの積立を行なう場合や、多通貨対応などで選択してほしいとしている。

SBI証券と連携した投信のクレカ積立の積立額は、月間920億円、年間1兆円ほどまで拡大している。外貨クレカ積立では、今後5年間で年間積立額1,000億円を目指すとしている。