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三井住友の法人口座「Trunk」、カード払いや補助金サポートなど新機能
2026年1月19日 14:15
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は、法人向けデジタル総合金融サービス「Trunk(トランク)」の新機能を19日から提供開始した。受領した請求書のデータ化、請求書に対する振込や支払繰り延べ、補助金活用のサポートなどの新機能が利用可能になる。
Trunkは、SMBCグループ、三井住友銀行、三井住友カードが25年5月より提供開始した法人向けデジタル総合金融サービス。中小企業を中心に、法人口座とビジネスカード、ファイナンス、経理DX、決済プラットフォーム(stera)を一体提供するもので、個人向けの「Olive」の成功を中小企業向けに拡大する。
ネット完結で最短翌営業日に口座開設できること、月額基本料無料のインターネットバンキングで、他行宛て振込手数料が業界最安水準などが強みで、25年12月時点で口座数は3万を突破した。一方、月末・月初の支払いでバックオフィス業務に忙殺される、成長投資のための補助金活用の情報収集や申請ハードルが高いなど、利用者の課題も寄せられたことから「支払業務の効率化」「資金繰りと成長投資」のための新機能を追加した。
請求書支払いについては、受領した請求書をアップロード、もしくはスマートフォンで撮影することで、振込先口座情報や請求金額、支払期日などを自動で読み取り、支払データを自動で作成する。これにより入力ミスを削減し、支払業務を効率化できるとしている。
さらに請求書に対する支払い方法として、「振込」のほか「カード払い」に対応。カードの支払日に口座の資金が引き落とされる。これにより、実質1~2カ月の資金繰りの猶予を得られるようになる。なお、カード払い利用には審査が必要で、カード払いの場合一定の手数料が発生する。同機能はTrunk開発に参画するインフィキュリオンの提供サービスとなる。
補助金サポートは、生成AIを活用し、補助金探しと申請をサポートする機能。Trunkの画面上で、チャット形式で会社概要や投資予算、目的(設備投資、人材投資、DX投資など)を入力することで、AIが補助金データベースから条件に合致する補助金を検索し、おすすめしてくれる。さらにチャット画面からそのまま申請のサポートを申し込める。「どの補助金が自社で使えるか」や情報収集、申請をTrunk上で実現できる。
事業費決済用カードに「プラチナプリファード」
また、Trunkのサービスのひとつとして展開する事業費決済用カード「三井住友カード ビジネスオーナーズ」に新ランク「三井住友カード ビジネスオーナーズ プラチナプリファード」を追加する。
ポイント還元率に特化したカードで、Trunkを含む三井住友銀行の口座を支払口座とすると、対象店舗での利用金額に対し、最大2.5%のポイント付与を行なう。さらにビジネスオーナーズ特約店では最大9%のポイントを還元する。ベース還元率は1%で、継続特典が1%(最大4万ポイント)。限度額は最大9,999万円となる。
年会費は3万円。ビジネスオーナーズ特約店は、Vトリップ、エクスペディア、GO、S.RIDE、エクセルシオールカフェ、ドトール、プロント、マネーフォワードクラウド、スマートHRなど。
Trunkは、2026年度にも機能強化を予定。新法人カードのほか、ファイナンスAgent、デジタルファクタリング、AI-BPOなどに対応予定としている。










