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確定申告、iPhoneのマイナンバーカードに対応
2025年9月9日 08:00
国税庁は、令和8年(2026年)に行なう令和7年分の「確定申告書等作成コーナー」を強化し、「iPhoneのマイナンバーカード」にも対応する。これにより、マイナンバーカードをスマホで読み取らずに、申告書の作成・e-Tax送信が可能となる。
6月にスタートしたiPhoneのマイナンバーカードに確定申告が対応。マイナンバーカードをスマホで読み取らなくても、申告書がe-Taxで送信できるほか、利用者証明用電子証明書のパスワードは、iPhoneの生体認証機能を利用できる。Androidではすでにカード読み取りなしでも申請できたが、iPhoneも対応した形だ。
またマイナポータル連携も強化。令和8年(2026年)1月以降、収入関係については、「生命保険契約等の一時金・年金」と「損害保険契約等の満期返戻金等・年金」(対応する保険会社に限る)が、控除関係については、ふるさと納税以外の一部の寄附金が、新たにマイナポータル連携の対象となる。
すでに、収入関係は給与所得の源泉徴収票(勤務先の対応が必要)、公的年金等の源泉徴収票、株式の特定口座年間取引報告書が、控除関係は医療費、ふるさと納税、社会保険(国民年金保険料 等)、生命保険・地震保険、iDeCo、住宅ローン控除関係がマイナポータル連携に対応している。



