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銀座一丁目駅、新エレベーターでバリアフリーに 旅館「ふふ」が直結

有楽町線 銀座一丁目駅の新設エレベーター

東京メトロは、8月29日より有楽町線 銀座一丁目駅の6番出入口と接続する新ビル「ヒューリック銀座ビル」内に、エレベーターおよび階段を新設する。同ビルの竣工に伴うもので、駅から地上までエレベーターのみを使ってアクセスできるバリアフリールートが確保される。エレベーターは11人乗りで、始発から終電まで利用できる。

これまで銀座一丁目駅では、ホームと地上間の移動にはエレベーターに加えてエスカレーターの利用が必要だった。本整備により、高齢者やベビーカー利用者などのスムーズな移動が可能となり、利便性の向上が期待される。

エレベーターについて

ヒューリック銀座ビルは、15日に竣工した、宿泊施設やオフィス、商業施設からなる地上12階、地下3階の複合施設。所在地は東京都中央区銀座一丁目7番10号で、銀座の目抜き通りである中央通りおよび柳通り、ガス灯通りの3つに面する。外観には木調の帯「ウッドリボン」が建物全体を包み込むデザインを採用する。

高層階には、11月16日に開業予定の高級温泉旅館「ふふ 東京 銀座」を配置する。中層階のオフィスは竣工時点で満室稼働で、低層階の商業区画には「ハリー・ウィンストン」銀座店および「ヴァン クリーフ&アーペル」銀座一丁目店が出店する。

ヒューリック銀座ビル