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銀座に温泉旅館有する複合ビル。全室に天然温泉

ヒューリックは、銀座1丁目の「ヒューリック銀座ビル」建替えに着手。高層階に温泉旅館、中層階に事務所、低層階に物販店舗を配した複合ビルを建設する。2025年竣工予定。

銀座中央通り、柳通り、ガス灯通りの3つの通りに面し、東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅と接続した立地。同ビルは1974年に竣工し、銀行店舗を配した施設として展開してきたが、3月7日のみずほ銀行銀座中央支店移転を契機として、周辺エリアのさらなる賑わい創出と活性化を目指し、建替事業を推進する。

高層階の6フロアに、高級温泉旅館「(仮称)ふふ東京銀座」を計画。ふふシリーズは、箱根、熱海、河口湖、日光、京都、奈良に展開しているほか、軽井沢、城ヶ島において開発を進めており、ふふ東京銀座は13番目のふふとなる。

ふふシリーズの特長は、全室に天然温泉を設けるほか、こだわりの食事を提供する点。ふふ東京銀座では全室にテラスを設け、大都会の中心で部屋の天然温泉を楽しめるとしている。食事は宿泊者以外も利用でき、接待等での利用に対応する。

所在地は東京都中央区銀座1-4-6他。敷地面積約1,020m2、地上12階、地下3階。

ヒューリックは銀座エリアでの開発を推進しており、現在34棟のビルを所有している。直近では日本初の耐火木造12階建て商業施設「HULIC &New GINZA 8」等を開発した。