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最も意識しているポイント経済圏は「楽天」 MMD調査

MMD研究所は、ポイント経済圏の利用実態に関する7月の調査結果を23日に公表した。調査は7月2日から7日にかけて実施され、予備調査では18歳から69歳の男女25,000人、本調査ではポイント経済圏を主に利用する2,500人が対象となった。

活用している共通ポイント(複数回答)は、「楽天ポイント」が57.2%で最多となり、「Vポイント」(40.3%)、「PayPayポイント」(39.3%)が続いた。最も活用しているポイント(単数回答)では、「楽天ポイント」が32.7%でトップ、続いて「dポイント」(14.3%)、「PayPayポイント」(13.7%)だった。

意識している経済圏では、「楽天経済圏」が43.5%と最も多く、次いで「PayPay経済圏」(17.5%)、「ドコモ経済圏」(16.1%)となった。年代別では、10代は「PayPay経済圏」、20代以上は「楽天経済圏」を重視する傾向が見られた。

共通ポイントを貯めたり使ったりする際に経済圏を意識し始めたきっかけとして、楽天経済圏は「ECサイト」(33.2%)、PayPay経済圏は「QR・バーコード決済」(49.6%)が最多となった。ドコモ経済圏とVポイント経済圏は「ポイントカード」、au経済圏は「モバイル通信」、イオン経済圏は「電子マネー」がそれぞれ多かった。

ポイント経済圏に対する総合満足度は、「楽天経済圏」が75.8%で最も高く、次いで「PayPay経済圏」と「イオン経済圏」がいずれも74%だった。前回調査と比較して最も満足度が上昇したのは「Vポイント経済圏」で、2ポイント増となった。