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KDDIとNEC、アジア10拠点を結ぶ新海底ケーブル完成
2025年7月18日 13:42
KDDIは、NECと共に、アジア地域内を結ぶ大容量光海底ケーブル「Southeast Asia-Japan Cable 2」(SJC2)の建設を完了し、運用を開始した。SJC2コンソーシアムとしての取り組み。
SJC2は、日本からシンガポールまでの、アジア地域内10拠点を結ぶ総延長距離約10,500kmの光海底ケーブル。ケーブル分岐先は韓国、中国本土、台湾、香港、ベトナム、タイ。最新の光波長多重伝送方式が採用され、毎秒126テラビット(Tbps)以上のデータ伝送が可能。
KDDIは、千葉県南房総市と三重県志摩市の2カ所にSJC2の陸揚げ拠点を提供している。SJC2がカバーする東南アジアから東アジアにおいては、高速・広帯域の通信サービスの拡大やAIの普及などにより、今後さらに通信需要の増加が見込まれる。SJC2の運用は「アジア地域の通信インフラの拡充と冗長ルートの確保に貢献し、より安定した通信環境の実現に寄与する」としている。

