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都立高校15校、1万人「DeepL」を導入 英語学習に活用
2025年7月3日 16:29
東京都教育委員会は、都立高校に「DeepL」の AIライティング、翻訳支援ツールを導入した。DeepLが3日に発表したもので、日本の教育分野におけるDeepLとして初の大規模導入であり、東京都が掲げるAI活用促進の一環としている。
この取り組みは、「AIを活用した英語教育の充実事業」として、25年4月1日に開始。現在、都立高校15校において、計10,000人以上の生徒と教職員が、「DeepL Write Pro」と「DeepL 翻訳」を英語学習や業務支援に活用している。
東京都教育委員会では、導入理由について「英語学習においては、教員一人あたりの担当生徒数が多く、個別に生徒へリアルタイムにフィードバックすることが難しいという課題があった、AIアプリの活用を通して、教員の負担軽減に加え、生徒の『書く力』と『思考力』を高め、自信を持って英語で発信できるようになることを期待している」と説明している。