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JT、1回の喫煙時間を選べる「Ploom AURA」と新たばこスティック「EVO」

JTは、加熱式たばこ用デバイス「Ploom AURA(プルーム・オーラ)」とプルーム専用たばこスティック「EVO(エボ)」3銘柄を、5月27日にCLUB JTオンラインショップ、Ploom Shop等で先行発売、7月1日に全国のコンビニエンスストア、たばこ販売店等で発売する。価格はプルーム・オーラが2,980円、エボが20本入り550円。

プルーム・オーラは、1回の喫煙時間を変えられるなどの4つの加熱モードを搭載した加熱式たばこ用デバイス。「スタンダードモード」「ストロングモード」「ロングモード」「エコモード」があり、使用時間はスタンダードが約5分、ストロングとエコが約3分、ロングが約6分となる。吸いごたえの強さはスタンダードに対して、エコは同等、ストロングは強く、ロングは優しくなる。

満充電からの使用可能本数は、スタンダードが約20本、ストロングが約25本、ロングが約19本、エコが約27本。いずれも連続使用可能本数は約3本。吸いごたえの強弱、使用時間の長短を選択できる機能の名称は「HEAT SELECT SYSTEM」。

HEAT SELECT SYSTEMは、プルーム・オーラに搭載された加熱技術「SMART HEATFLOW」により実現している。そのほか同技術により、加熱温度コントロールで吸い始めから吸い終わりまでの味わいの一貫性を向上し、また、たばこスティックの味わいを余すことなく引き出すという。

デザインは、有機的な曲線とコンパクトでスリムなフォルムが特徴。ボタンもスクリーンもないミニマルな設計を採用した。サイズは24.2×109.4×29.2mm(幅×高さ×奥行)、重量は約75.5g。

カラーはジェットブラック、ローズゴールド、ネイビーブルー、ルナシルバーの4色展開。アクセサリーとしてフロントパネル、ファブリック・バックカバーを各10種、および「プルーム・ドッキングステーション」を用意する。価格はフロントパネルが1,480円、ファブリック・バックカバーが1,980円、ドッキングステーションが2,980円。

左から、ジェットブラック、ローズゴールド、ネイビーブルー、ルナシルバー
プルーム・オーラとフロントパネル、ファブリック・バックカバーのラインアップ

プルーム・オーラに最適化したブレンドの「エボ」

エボは、最高級品質のたばこ葉を使用し、プルーム・オーラのSMART HEATFLOWに最適化したブレンドを採用した、プレミアムブランドと位置付けるたばこスティック。たばこ葉だけではなく、フィルターや紙にもこだわっているという。

ラインアップは「エボ・ディープ・レギュラー」「エボ・コールド・メンソール」「エボ・ベリー・クリスタル」の3種。このうちベリー・クリスタルはカプセルタイプ。

プルームシリーズの既存モデル「プルーム・エックス・アドバンスド」は在庫売り尽くしをもって販売終了となるが、たばこスティックの「メビウス」「キャメル」は販売を継続する。スティックは両ブランドとも3月にリニューアルしているが、オーラの発売が決定していたこともあり、オーラと組み合わせることでより良い味わいになるよう実施したという。

プルーム・オーラで目指すポジションは「2位」

同じタイプの加熱式たばこの代表的なブランドとして、プルーム以外に「IQOS」シリーズ、「glo」シリーズの2つがある。JTの山口顕氏によれば、この中でプルームのシェアは3位となっている。

JT 日本マーケット RRP プロダクト&ブランド ディレクター 山口顕氏

JTでは、プルーム・オーラにつながるラインを「プルーム・エス」からスタートし、4世代目となる「プルーム・エックス」以降、シェアは着実に成長しているという。プルーム・オーラでさらなる成長に向けて味わいや機能性を打ち出し、加熱式たばこの中核市場である日本で2位のブランドとなることを目指す。

左から、JT インターナショナル RRP エグゼクティブ・バイス・プレジデント 筒井岳彦氏、同 マーケティング&セールス シニア・バイス・プレジデント ナターシャ・ミロセビッチ氏、JT 日本マーケット 山口顕氏