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エース、圧縮機能付きバックパックや360度ポケット配置2WAY 25年秋冬
2025年5月14日 08:00
エースは、2025年秋冬モデルを中心とした今後発売予定の新製品を関係者向けに公開した。ビジネスバッグからカジュアルバッグ、スーツケースまで、幅広いカテゴリーで新作を投入する。
エースでは2025年は「Well-Moving」をテーマに商品展開している。その中で、物理的・体感の軽量や、持つ喜びを感じられる付加価値、マナー向上に寄与する機能性などを重視したモノづくりを推進し、「カラダ・ココロ・社会にイイこと」を目指す。展開する主なブランドは、「ace.」「プロテカ」「ゼロハリバートン」「UNTRACK」など。
圧縮機能を備えた新発想の大容量バックパック
ace.ブランドからは、圧縮機能を備えた大容量バックパック「スペースオプト」が登場する。
限られた空間をどれだけ効果的・効率的に活用できるかを評価する「スペースパフォーマンス(スぺパ)」に着目。衣類などの嵩張る荷物を圧縮して収納できる機能を本体気室内に搭載した。
内装に空気弁を備えた「圧縮スペース」が設けられており、その中に圧縮したい荷物を入れてファスナーを閉め、空気を押し出すことで圧縮でき、圧縮スペース以外の部分をより有効活用できる。
また、日常と非常時の双方で活用できる「フェーズフリー」の視点を取り入れ、ホイッスル付きチェストベルトや、水の進入を防ぐポケットなどを装備している。
バッグでは累計販売数45万個を突破したビジネスリュックシリーズ「ガジェタブル」の新作や、オンオフ兼用「ラグレンティス」の新作が登場するほか、アウトドアテイストの軽量カジュアルを特徴とする新シリーズを発売予定。レディースアイテムでは、超軽量通勤リュックや高級感と機能性を兼備したビジネスバッグを発売する。予定価格は7,000円前後から4万円前後。
ace.ブランドからそのほか、ワイヤーアート作家の小川学氏が手掛けるブランド「HAyU(ハユ)」とコラボしたシリーズが登場。ガーデントート、スーツケース、トラベルアクセサリー、マルシェバッグなどを発売する。予定価格は4,000円前後から3万円前後。
立てたまま荷物の出し入れができるフロントオープンスーツケース
スーツケースを展開するプロテカからは、ブランド初のフロントオープンスーツケース「フレスター EX」が登場する。
スーツケース前面から直接メイン収納部にアクセスできる構造を採用した。機内持ち込みサイズは、移動中でも立てたまま荷物の出し入れが可能なタテ開き仕様。預け入れサイズは、チェストボックスのように開閉するヨコ開き仕様で、寝かせた際も省スペースで開閉できる。
そのほか、ジャパンラグジュアリー・ラゲージコレクション「PROTECA J5 COLLECTION」の新色や、軽量性と耐久性に優れた素材を使用した軽量モデル、堅牢性と高級感を備えた国産アルミスーツケースなどを発売する。予定価格は7万円台前半から20万円前後。
ゼロハリ創業当時の素材採用のシリーズに「ホライゾンブルー」
ゼロハリバートンからは、創業当時の素材である6000番系アルミ合金を採用した「Heritage Line(ヘリテージライン)」の新色として、ホライゾンブルーが登場する。
6000番系は強度面では、折り曲げ加工に適した5000番系より優れるものの、加工が難しく、厚みが出て重くなるという課題があった。ゼロハリバートンでは、独自の加工技術を駆使し、ボディの厚みを1mmまで薄くすることに成功し、ヘリテージラインとして3月に発売した。
ブラック、シルバーにホライゾンブルーが加わり、ヘリテージラインは3色展開となる。同素材を採用した、新たに登場するアルミアタッシュケース「Slim Aluminium ATT」でもホライゾンブルーを展開する。
そのほか、堅牢なアルミニウムフレームと、軽量かつ高耐久なポリカーボネート製ボディを融合したスーツケースおよびアタッシュケースなどを発売する。予定価格は6万円台半ばから25万円前後。
360度全方位にポケット配置の女性向けお仕事バッグ
女性向けお仕事バッグを提案するW&.Day/Nightからは、トートとリュックの2WAY通勤バッグ「サクテ2ウェイリュック」が登場する。
デザインは、ナイロン素材採用による軽やかな印象、シンプルですっきりとしたシルエットに添えたパイピングや大きめの引手のアクセントが特徴。機能面では、360度全方位に収納ポケットを配置しているほか、内装にPCスリーブを備える。
W&.Day/Nightからそのほか、本革を採用した通勤リュックやトートなどを発売する。予定価格は2万円台半ばから4万円台後半。
ジュエルナローズからは、荷物の整理をしやすい3ルーム設計の通勤リュックや、PC収納可能なきれいめ通勤リュックが登場。女性向けトラベルバッグブランドのカナナプロジェクトからは、旅行にも街歩きにも使える、機内持ち込み対応サイズのソフトトローリー「カナナフリーウェイトローリー」や、既存シリーズの限定モデル、限定色を発売する。
カジュアルバッグ新型やストリートテイストなスーツケース
ライフスタイルブランドのUNTRACKでは、上品な光沢と滑らかな風合い、撥水性、耐久性が特徴のハイスペック素材「ディクロス ソロ」を採用したカジュアルバッグシリーズ「CITY/DS」において、新たに6モデルを追加。ショルダー、トート、デイパックをラインアップする。
そのほか、ヴィンテージアイテムを再構築したカジュアルバッグや、ECCOレザー製のコンパクトバッグなどを発売する。予定価格は1万円台後半から4万円前後。
ストリートバッグブランドのEDGELINK(エッジリンク)からは、ストリートテイストなデザインと機能性を兼ね備えたブランド初のハードスーツケース「クルーズボックス」が登場する。
ストリートファッションにも合わせやすいシンプルかつ個性を感じさせるロゴ入りデザインが特徴。機能面では、不意な走行を防ぐキャスターストッパーや荷物をスムーズに取り出せるフロントポケットを搭載している。また、エコバッグやシューズバッグを簡易的に掛けられるサイドフックを備える。予定価格は2万円台半ばから3万円前後と、学生のファーストスートケースとして購入しやすい設定にした。
そのほか、素材にポリエステルや帆布を採用した、イラストレーター Dai/NEW JACKとのコラボによる限定デザインのカジュアルバッグを発売する。
イタリア発祥のライフスタイルブランドOrobianco(オロビアンコ)からは、アルミラゲージ「MOVENZA(モヴェンツァ)」が登場する。デザインは、ヘアライン加工を施すことで高級感を演出したアルミボディ、クラフト感のある革巻きハンドルやラゲージタグが特徴。内装に多数のポケットを配置したほか、双輪キャスターを搭載することで、様々なビジネスシーンに対応する機能性を持たせた。価格は15万円前後から20万円前後。
そのほか、ビジネスパーソンに向けた多機能バッグを発売予定。