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メルカリ、越境取引で香港進出

メルカリは、台湾に次いで2カ所目となる越境取引を香港で開始した、香港在住する利用者は、「メルカリ」に会員登録し、Web版「メルカリ」を通じて日本で出品された商品を購入できるようになる。

メルカリは、2019年から越境取引を開始。現在では79社の越境EC事業者と連携することで、約120の国や地域で購入代行サービスサイトを通じて「メルカリ」の商品を購入できる。

2024年8月からは、台湾での越境取引を開始。台湾で「メルカリ」に会員登録すれば、Web版「メルカリ」により直接商品を購入できるようになった。海外で直接「メルカリ」に会員登録できるようになった国・地域は台湾が初で、2025年3月には登録者が20万人を超えている。

今回サービスを開始する香港は、eコマース取引の約25%が越境取引となる地域で、日本との取引は、中国・米国に次ぐ3位。訪日外国人客も多く、2024年の訪日外国人客数の人口分布に対する割合は国・地域別で1位になっていることから、日本の商品が受け入れやすい市場であると考え、越境取引を通じた進出を決定した。

また、メルカリの越境取引で香港は取引金額・取引件数ともに4位となっており、すでに越境取引が活発な状況。メルカリの越境取引における香港の利用者は平均取引金額(一回の購入あたり)が高く、他の国・地域と比較してカテゴリ別ではほぼ全てのカテゴリで最も平均取引金額が高いという。カテゴリとしては、他の国・地域と比べてキャラクターグッズが人気で、日本ならではの商品のポテンシャルが高い。

サービス開始を記念して、2025年5月8日から、「メルカリ」ではじめて購入すると「メルカリ」購入時に30%オフ(最大3,000円、約160香港ドル)となるクーポンをプレゼントするキャンペーンも実施する。