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グーグル「NotebookLM」、音声まとめ機能「音声概要」が日本語に対応
2025年4月30日 11:04
Googleは30日、個人やチーム専用のAIデータベースを作れる「NotebookLM」を強化した。新たに、NotebookLMによる音声要約を自動作成して、ポッドキャスト風に紹介する「音声概要(Audio Overview)」が日本語を含む50以上の国と地域で対応する。
NotebookLMは、Geminiで構築されたデータベースツール。ローカルで用意したデータをもとに、大規模言語モデル(LLM)が回答や要約などを行なう「AIリサーチアシスタント」。音声概要は、アップロードしたソース(資料)を魅力的なポッドキャストのような会話形式で再生できる機能で、先行して展開していた英語版で人気の機能となっていた。
今回、音声概要を日本語を含む50以上の言語に拡大。Gemini 2.5 Proのネイティブ音声処理能力とマルチモーダルAI技術を活用し、多言語対応を図っている。
NotebookLM Audio Overview in Japanese
音声概要はユーザーの Google アカウントの言語設定に応じて生成されるようになる。NotebookLMの設定に新しく「出力言語」が追加され、音声やチャットの応答言語を自由に変更できる。必要に応じて多言語のコンテンツを作成したり、外国語で教材を学習することも可能となる。