ニュース

Anthropic、グーグルとブロードコム提携を拡大 数GWのTPU確保

Anthropicは6日、GoogleとBroadcomとの提携を拡大し、数GW規模の次世代コンピューティングリソースの確保に取り組むと発表した。2027年から稼働開始予定の次世代TPUに関する新たな契約となり、AIモデル「Claude」の強化とともに、世界中の顧客からの膨大な需要拡大に対応する。

Anthropicによれば、2026年に入ってからClaudeの顧客からの需要が加速。ランレート収益(run-rate revenue)は、2025年末の約90億ドルから、現在は300億ドルを超えているという。また、2月時点では500社以上の法人顧客が年率換算でそれぞれ100万ドル以上を支出していたが、現在では、その数は1,000社を超えており、2カ月足らずで倍増している。

今回、追加されるコンピューティングリソースの大部分は米国に配置される。この提携は、米国のコンピューティングインフラ強化に向けて500億ドルを投資するという2025年11月の発表を拡大するものとなる。また、25年10月に発表したTPU容量の増強など、Google Cloudとの既存の取り組みやBroadcomとの協力を強化していく。

Anthropicでは、AWS Trainium、Google TPU、NVIDIA GPUなど、多くのAIハードウェア上でClaudeのトレーニングと実行を行なっている。これにより、ワークロードに最適なチップを選択できるようにしており、AWS、Google Cloud、Microsoft Azureの3大クラウドプラットフォームで利用できる唯一のモデルであると強調。加えて、今後も、Amazonが引き続き主要なクラウドプロバイダーおよびトレーニングパートナーとしていく。