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サントリー、ペットボトル飲料サプリ「ロコモア」「セサミン」
2026年4月7日 16:40
サントリービバレッジ&フードは、日常の水分補給の延長線上で栄養を取れる健康習慣の新たな選択肢として、“飲むサプリ”シリーズ「ロコモアWATER」「セサミン1000」を、4月14日に発売する。価格は170円(税別)。
サントリーウエルネスの主力サプリメント「ロコモア」「セサミン」ブランドの新製品で、一般的な錠剤タイプのサプリに対し、飲料で栄養を取れることが特徴。サントリービバレッジ&フードが推進する「新価値創造プロジェクト」の国内展開第1弾製品でもある。
人生100年時代における生活者の悩みや不安は「お金」と「健康」の2つが大きく、健康面では具体的に、中高年の男性を中心とした「健康診断での数値を下げたい」、40代~シニアの「年齢とともに不足しがちな成分を補いたい」という悩みがある。また、「健康寿命」への関心の高まりを背景に、国内のサプリメント市場は約1.1兆円規模まで拡大している。
こういったニーズがある市場において、サントリーウエルネスでは「ロコモア」「セサミン」のサプリブランドを展開しており、40代以上のブランド認知率はロコモアが70%、セサミンが80%を超えている。
ブランド力を持つ一方で、健康は気になるものの錠剤のサプリを日常的に摂取することに抵抗を感じる人は多く、MDB健康ニーズ調査2023のデータではサプリ利用者は約3割にとどまっている。この数字が、錠剤サプリがなかなか超えられない壁なのだという。そういった中で「ドリンクなら」という声もあることから、日常の水分補給の延長線上で取り入れられる飲料タイプの製品を開発した。
ロコモアWATERは、軟骨由来成分であるコンドロイチン硫酸、筋肉由来成分であるアンセリン、アミノ糖のグルコサミン塩酸塩、ポリフェノールのケルセチン配糖体の4成分を配合。ややクセのあるサプリ原料をサントリーの創味技術で、スポーツなどアクティブなシーンでの水分補給にも適した、すっきりとしたレモン味に仕上げた。
セサミン1000は、ゴマ由来のポリフェノールの一種であるセサミンを、1本あたりゴマ約1,000粒分配合。カルシウムやビタミンも加え、複数の栄養素を一度に摂取できる設計とした。様々なシーンで日常的に飲めるよう、さわやかなヨーグルトテイストに仕上げた。
パッケージはネーミングと同様に、各ブランドの既存製品のデザインを踏襲するとともに、味わいのさわやかさをイメージさせるデザインを取り入れている。また、開発にあたり共同研究を行なった「サントリー生命科学研究所」の名をパッケージに表記している。なお両製品とも、機能性表示食品等ではなく一般食品。
「新価値創造プロジェクト」では海外でも新製品
サントリービバレッジ&フードは、“飲むサプリ”シリーズ発表とあわせて、「ウエルネスケア」「ムードシフト」の2つの価値軸を柱に、エリア毎の生活者インサイトを起点とした新商品開発をはじめとする新価値創造を推進し、ポートフォリオ拡充を加速すると発表した。
25年4月に新設した「新価値創造部」が中心となって立案した方針。新価値創造プロジェクトを立ち上げ、グローバルにRTD(Ready To Drink/ふたを開けてすぐ飲める)飲料市場の伸長が見込まれるエリアにおいて、サントリーグループ各社の知見や資産を柔軟に活用し、新たな市場創造を通じた成長を目指す。
既存の飲料市場の枠にとらわれず、従来の事業基盤では到達できない、カテゴリーを超えた価値創造を目指すプロジェクト。生活環境や市場が目まぐるしく変化していく時代の中で、その変化を多面的、多角的な視点でとらえることが重要という考えから、国内外問わず各バリューチェーン、関連部門と連携してアプローチする。
同社は、顧客の変化・機会および脅威を把握する独自のグローバルプラットフォームを構築する全社活動「Future Adventure Map」を推進。主要事業展開国の8カ国で、活動期間約8カ月、人員100名超、総額1億超の投資をかけてプラットフォームを構築した。こうした活動を通じて、各エリアのローカルインサイトとグローバルの視点を持つことで、マーケットごとの違いおよび共通性の知見を広げ、進化するとしている。
このプロジェクトから誕生した新ブランド第1弾は、日本では4月発売の“飲むサプリ”シリーズとなるが、その前の3月にタイにおいてハイドレーション飲料「Suntory Hy! Water Lock」を発売している。
タイでは、経済成長に伴いオフィスワーカーが増加しており、また職場では寒いくらいの強い冷房が効いているという環境に着目。そういった中でも気づかずに水分が失われているが、水分補給の重要性について十分に認識されていないことを訴えかける形で、「真の日常水分補給飲料」として提案した。3月中旬からタイのセブン-イレブンで販売しているが、3月の出荷は計画比180%に及んでいる。
同製品は体内での水分保持を意識した設計を取り入れている。タイと日本の商品開発チームが協働して開発したもので、日本の「GREEN DA・KA・RA」の知見を活用している。
今後も、RTD飲料市場の伸長が見込まれるエリアにおいて新価値創造を推進するとともに、中長期的にはRTD飲料にとどまらず、様々な形態で新たな飲用シーンの創出に取り組む。












