ニュース

インスタやFacebookへの「AI」ラベル表示、5月開始

Metaは5日、Facebook、Instagram、Threadsなどのソーシャルメディアにおいて、AIで作成された動画、音声、画像コンテンツを表示する際に、AIで作成されたことを示す「Made with AI」のラベル付けを5月から開始する。

同社では、すでにMeta AI機能を使って作成された写実的な画像に「Imagined with AI」を追加している。加えて、AI画像や、AIが生成したコンテンツであることを自己公表している場合、業界標準に基づき判断し、ラベル付を行なう。C2PAやIPTCの技術仕様に準拠し、GoogleやOpenAI、Microsoft、Adobe、Midjourney、Shutterstockなどで作成されたコンテンツに対応する見込みだ。

ラベル化については、2月に発表していた。当初は、AIによって作成/改変され、人が言ってもいないことを言ったように見えるビデオなどが対象だったが、Metaに設置された監督委員会(Oversight Board)は、より広範にラベル適用するよう求め、メタも同意した。