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大阪港に屋外レジャー施設 キャンプ・テニス・空飛ぶクルマ離陸場

大阪市は、大阪港 此花地区(常吉・酉島地区)の常吉西臨港緑地に、オートキャンプ場やテニスコート、イベントスペース、空飛ぶクルマ離陸場などを有する施設を整備する。運営事業者をbiid社とすることを決定した。

港湾環境整備計画制度(みなと緑地PPP)を活用した計画で、大阪市は運営事業者を募集していた。事業期間は2024年4月1日から2044年3月31日までの20年間。認定する区域は常吉西臨港緑地の約64,540m2

事業コンセプトは「目的地にも立ち寄り地にもなれるキャンプ場」。大阪湾のランドマークとして、ヨットマン以外の来客需要も多いオートキャンプ場をはじめとした施設やイベントスペースを計画している。

オートサイトを中心とした「アクティビティゾーン」とパブリックスペース「イベントゾーン」を中心に構成。アクティビティゾーンにはBBQエリア、オートサイト、多目的広場、テニスコートなど、イベントゾーンには芝生イベントスペース、スタンドカフェ、ヨット展示、空飛ぶクルマ離陸場などを設置する。

アクティビティゾーンとイベントゾーンのイメージ

イベントゾーンでは、音楽フェス、ヨガイベント、親子イベント、仮設遊具、乗り物、野外グルメフェス、マルシェなどを開催できる。

イベントイメージ

大阪市は施設を通じて、知名度・集客力の向上、市民が大阪湾の魅力を体験できる接点を生み出すことによるにぎわい創出を目指す。