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品川駅前に30階・155mの複合施設 デッキレベルの広場も新設

東京都は、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発組合の設立を2月20日に認可する。地上30階、高さ約155mの複合施設開発が計画されているほか、広場などの公共施設も整備される。2026年度工事着手、2028年度竣工予定。

施行地区は東京都港区高輪三丁目地内で、地区面積は約2.2ヘクタール。施設はC-1街区とC-2街区で構成される。規模は、C-1街区が地上30階・地下2階、高さ約155m、延べ面積約186,900m2、C-2街区が地上1階、高さ約10m、延べ面積約170m2

位置図

施設用途は、C-1街区が事務所、店舗、住宅、MICE、産業支援施設、C-2街区が集会場(地域交流施設)。

断面イメージ

公共施設等の整備については、デッキレベルで約2,500m2、約2,300m2の2つの広場を新設。国道拡幅への対応や、歩行者専用道路の新設なども実施される。

2階平面図兼配置図・公共施設・地区施設等

東京都は同地区について、安全で快適な歩行者空間の形成、ターミナル駅近接に相応しい地域拠点の形成を図るとしている。また、土地の統合や建築物の共同化・不燃化等により、防災性の向上につなげる。