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キヤノン、”音を減らす”マスク「Privacy Talk」

キヤノンマーケティングジャパンは、さまざまな場所や環境で快適なオンラインコミュニケーションを可能にする装着型減音デバイス「Privacy Talk(プライバシートーク) MD-100-GY」を4月下旬に発売する。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップ価格は23,650円。

プライバシートークは、イヤホン・マイク・ファンを搭載した減音効果のある装着型の減音デバイス。昨今、さまざまな場所や環境でオンライン会議などを行なうことが増えているが、声を発する際に周囲への配慮が必要となり、安心してコミュニケーションが取れる環境を確保することへの悩みも増加していることから開発した。

'23年7月にコンセプトモデルを発表、同年10月から11月にかけてMakuakeで先行販売を行ない、購入総額1,000万円を突破した。

装着時に発した声を減音し、周囲の雑音を軽減するほか、換気用ファンの搭載により通気性を確保。また、オフィスやカフェなど幅広いシーンで装着できるスタイリッシュなデザインを採用した。

減音については、音響メタマテリアル技術を採用した迷路のような構造を音声が通過することで20デシベル程度減音され、発声者の声が漏れにくくなり周囲にいる人に内容が聞こえにくくなるという。同時に周囲の雑音もマイクに入りにくくなることから、オンラインで会話する相手にとってのストレスも軽減できるとしている。

換気用ファンは、本体内部の空気循環を促進することで湿気をこもりにくくするために搭載。ファンの稼働音と音声をそれぞれ取得するダブルマイクを搭載し、ノイズとなるファンの稼働音を打ち消す処理を行なうことで、オンラインで会話する相手にクリアな音声を届ける。

シンプルな起動方法も特徴で、本体ボタンを3秒長押しすると電源が入り、パソコンやスマートフォンとBluetoothで自動接続(初回は接続設定が必要)され、すぐに使用できる。

想定利用シーンは、外出先やカフェ・シェアオフィス、自席でのオンライン会議、夫婦での在宅ワーク、オンライン語学レッスンなど。