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音がもれない“防音マイク”が音質向上「mutalk 2」 19900円

mutalk 2

Shiftallは、ワイヤレス防音マイク「mutalk 2(ミュートーク ツー)」の予約受付を1月8日より開始した。5月に発送開始予定で、価格は19,900円。

「mutalk 2」は、自分の声を周りに聞こえにくくし、同時に周囲の騒音がマイクに入りづらくする、PC/スマホ両対応のワイヤレス防音マイク。2021年発売の「mutalk」で好評だった防音性能を継承しながら、マイクや通信チップなどを刷新し、内部構造を改良して高音質化した。

家やオフィスだけでなく、移動中や外出中もWeb会議などの仕事をする場合、周りに迷惑をかけてしまったり、情報漏洩のおそれがある。また、メタバースやオンラインゲームでボイスチャットをしているときに、ヒートアップしてついつい大声になるということもある。mutalk 2を使うことで、家族や隣人に迷惑をかけることなく、ボイスチャットが可能となる。安価かつ省スペースな「持ち運べる防音室」とアピールしている。

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ヘルムホルツ共鳴器の原理を利用することで、-20デシベル以上の消音効果を実現。静かなカフェ程度の騒音環境で電話会議を行なった場合、すぐ隣の席に座っていても、何を話しているのか聞き取れないレベルに減音できるとする。


mutalkからの進化点として、専用通信ドングル、Bluetooth、USBの3種類の接続に対応。Bluetooth接続時と比較してワイヤレス接続時でも遅延を低減(音声出力約20ms/マイク入力40ms)した。また、音声入出力の高ビットレート化や、有線接続(USB Audio)にも対応した。

音質も改善。新型マイクと新たな構造により、低音までしっかりと拾えるようにし、長時間利用時、呼気由来の湿気が音質に与える影響も低減している。mutalk 2に標準同梱する「ノーズカバーマウスパッド」は、口に加えて鼻からの音も取り込めるため、鼻声になることを防ぎ、自然な声を実現できるという。

音声サンプル(mutalk 2と有線ピンマイク使用時を比較)

Bluetoothのマルチポイント接続に対応。2台までの接続に対応し、パソコンで会議中にスマートフォンにかかってきた電話を取ることもできる。

充電はUSB Type-Cで行ない、充電時間は約2時間。バッテリ動作時間は約10時間。対応BluetoothプロファイルはHSP、HFP、A2DP。USBやイヤフォンジャックを装備する。外形寸法は123×67×107.5mm、重量は188g。既存のmutalkユーザー向けの買い替えキャンペーンも実施する。

超軽量VRヘッドセット「MeganeX superlight」など

また、CES 2024にあわせて、超軽量VRヘッドセット「MeganeX superlight」、メタバース用モーション・トラッキング装置「HaritoraX ワイヤレス R」も発表した。いずれも2024年の発売を予定しており、価格は未定。

MeganeX superlight
HaritoraX ワイヤレス R

MeganeX superlightは、既存のSteamVR対応VRヘッドセット「MeganeX」の約半分の重量を目指し、装着性を大幅に向上させたモデルです。5.2K HDR対応マイクロOLEDパネルはそのまま、Inside-Outカメラやスピーカー、テンプルを廃し、MeganeX比でFOVをさらに広げた全樹脂製レンズを採用。SteamVR Base Stationに対応し、高精度なトラッキングを実現する。重量は200g。