ニュース

「日本型ライドシェア」に「GO」アプリが対応 システム開発支援も

GO株式会社は、東京ハイヤー・タクシー協会の「日本型ライドシェア」開始表明を受け、タクシーアプリ「GO」での配車を含む日本型ライドシェアへの対応を決定した。

日本型ライドシェアとは、タクシー事業者の運行管理の下で、地域の自家用車や一般ドライバーを活用し、タクシー事業で不足している移動の足を確保するための、国が定める制度。道路運送法第78条第3号に基づく制度の創設により、2024年4月から、アプリによる配車とタクシー運賃の収受が可能な運送サービスを提供できるようになる方向で、制度設計が進められている。

GO社は日本型ライドシェア対応に伴い、導入を検討するタクシー事業者の支援を開始。日本型ライドシェア専用の相談窓口を1月12日より開設し、導入のための必要項目に対して要望ごとに対応する。また、全国の自治体からの相談も受け付ける。

導入支援内容は、「ドライバー向けアプリの開発・提供」「タクシー事業者/自治体向け管理システムの開発・提供」「ドライブレコーダー等の機器類の提供」「『ライドシェアドライバー』採用支援」の4つ。

現在および今後公表されていくガイドライン等に合わせ、スムーズな導入検討を推進するために、関連する制度等の情報提供および採用や保険等全体の準備項目のガイダンスなどを行ない、実際の導入に必要と想定される上記4つの導入支援について準備を進める。