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ドコモとマネックス、業務提携を開始 新NISAでのdカード積立など実現へ

NTTドコモとマネックスグループ、マネックス証券が業務提携を1月から開始した。まずはオウンドメディアでの連携からスタートするが、今後、新NISA開始とともに要望が高まっているという「dカードでのクレカ積立サービス」や、dポイント・d払い・dカード・dアカウントなどドコモとマネックス証券のサービスの連携などを予定している。

2023年10月4日付で締結した資本提携に関する手続きが、2024年1月4日に完了。業務提携を開始し、協業の第一弾として、ドコモやマネックス証券のオウンドメディアやドコモショップ店舗で、資産形成に資するコンテンツを提供する。

提携の第1弾として、マネックス証券の「マネクリ」と NTTドコモの「dメニューマネー」で、投資・マネーの観点から両媒体でのコラボ記事を制作。「dメニューマネー」でも記事を配信し、資産形成の意識造成を図る。

また、ドコモショップなどで開催中の「くらしの相談会」に新講座「スマホではじめる新 NISA」を追加。投資に関する基礎知識から新NISAの制度概要を学べる。講座は1月15日から順次開始する。なお、マネックス証券では、NISA口座や新規口座開設のキャンペーンも開催している。

NTTドコモと、マネックスグループ、マネックス証券の提携では、ドコモが中間持株会社「ドコモマネックスホールディングス」の株式の51%を取得。49%を持つマネックスグループと連携し、マネックス証券の証券サービスを強化。新たな金融サービスモデルの構築を目指すとしていた。

今後の連携としては、dカードでのクレカ積立のほか、dアカウントやdカード、d払いでの連動などを予定。また、取引・残高や口座開設に応じたdポイントでのポイント還元や、「d払い」での入出金や積立、d払いアプリを通じた、初心者向け資産形成サービスの提供などを予定している。具体的なサービス内容や開始時期は、決定次第案内する。