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土屋鞄、100万円のバッグ発売 伝統工芸の組紐で革を立体的につなぐ

土屋鞄製造所は、組紐で革を立体的につないだ「ジャパンモチーフ Kumihimo バッグ」を、1月11日より数量限定で予約販売する。価格は110万円。「ジャパンモチーフ Kumihimo 2wayショルダー」(132,000円)も同時発売する。

日本の“かたち”をモチーフとしたシリーズ「JAPANMOTIF」コレクションの新作。老舗組紐店「龍工房」が組紐の製作からバッグへ通していく作業を担い、組紐の種類の1つ「綾竹中四ツ目組」を採用している。絹100%の正絹(しょうけん)の平紐で仕上げ、結びを入れることで生まれる陰影の豊かな表情と、シルクならではの質感が楽しめるという。

両製品とも、メイン素材にスムースキップレザー、中の巾着袋にソフトラムレザーを採用。カラーは、「あさ」の色相「キャメル/ホワイト×シェルピンク」と、「よる」の色相「ブラック/ブラック×モーブ」の2色を用意する。「古いものと新しいものが互いを尊び合いながら永遠に繰り返されていくような関係性」をイメージした色としている。

Kumihimo バッグは、日本の伝統工芸である組紐で革を立体的につないだ“工芸バッグ"。組紐でパーツをつなぎながら、立体に起こすような構造になっている。巾着の紐部分を持つ、金属のハンドルを持つという持ち方ができる。

サイズは21×19×15cm(縦×横×底マチ)。東北産の桐材で仕立てた特別な化粧箱に入れて届けられる。

Kumihimo 2wayショルダーは、三角形の筒状を1列の組紐でつないでいる。少し抜け感を残した三角柱のデザインで、フラットな面と丸みを帯びた面の表情や、革の印象と組紐部分との対比を味わえるとしている。持ち方は、斜め掛けや手持ちに対応。

サイズは22×14×9cm(縦×横×底マチ)、ショルダーの長さは106.5~126.5cmで5段階調節可能。

販売は、一部直営店舗(渋谷店、梅田店、日本橋店、京都店、六本木店)およびオンラインストア。店舗での展示期間は限定で、渋谷店・梅田店が1月11日~1月31日、日本橋店・京都店が2月8日~2月28日、六本木店が3月6日~3月29日。