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強盗対策に「セーフルーム」付き住宅 セコムのストロングドア採用

京急不動産は、強盗事件等への対策として「セーフルーム付きセキュリティ戸建て住宅」をセコムと共同で販売する。横浜市磯子区の「プライムアベニュー磯子屏風浦」第4期住区にて、11月中旬より販売予定。注文住宅ではなく建売戸建て住宅としては日本初となる。

セーフルームは、万が一在宅時に不法侵入者があった際、一時的に避難可能な「居住家族の緊急避難スペース」として、一定時間はこじ開けや工具を使った破壊に耐え、外部との連絡・通信手段も整っていることが特徴。パニックルームとも言われ、セキュリティ意識が高い欧米では人気の設備だという。

一方、住居内にシェルター等用途を限定した部屋を設置すると、日常生活で利用し難い空間となり、結果として居住空間を狭くしてしまうという課題があった。今回のセーフルームは、普段の生活で使い慣れた「寝室」「ウォークインクローゼット」等を、万が一の際に閉じこもることができる緊急避難スペースとして活用することで、デッドスペースとならないよう配慮した。

セーフルームは、主寝室内のウォークインクローゼットに設置。セコムの「ストロングドア」を扉に採用している。外部からのこじ開けや、工具を使った破壊に耐えられるよう強化されたスチール製の強化扉で、2方向7カンヌキ構造により、破壊に対する強度を高めている。

このほかドアスコープを装備しており、セーフルーム内から外の様子を確認可能。居住者から警察への通報が困難となることも想定し、セーフルーム内にセコム・ホームセキュリティの非常ボタンを設置している。押すだけでセコムに通報でき、セコムの緊急対処員が駆けつけるとともに、必要に応じて警察への連絡も行なう。

販売戸数は1戸で、別途有償オプション対応でストロングドアへの変更可能な住戸3戸を用意する。

プライムアベニュー磯子屏風浦の所在地は、神奈川県横浜市磯子区森4丁目1427番1他。アクセスは、京急線屏風浦駅徒歩5~7分、JR磯子駅徒歩17~20分。首都高「磯子IC」まで3分。総開発面積は5,670m2、総区画数は38区画。